ペンを持った瞬間に、少しだけ手が止まった。
いつものほぼ日手帳なのに、なんだか書きにくい。

紙の上でペン先が沈む感じがあって、
文字の最後が少し重たい。

あれ、と思って机のまわりを見たら、
いつも使っている下敷きがなかった。

ほぼ日手帳を書くとき、
私には下敷きがかなり大事だったらしい。

いつもの下敷きがない

手帳を開いて、いつものように書こうとした。

でも、いつもの下敷きが見つからない。
昨日、群馬クレインサンダーズの記録を書いて、
そのあと、どこに置いたのか。

「どこに行ってしまったのか」

そんな小さなことなのに、
手帳時間のリズムが少し崩れる。

手帳を書く時間は、
きれいに整えた特別な時間ばかりではない。

夕方の机だったり、
家のことをひとつ終えたあとだったり、
頭の中にまだ別の用事が残っていたりする。

だからこそ、道具がいつもの場所にないだけで、
気持ちまで少し散らかる。

書きにくい、という小さな違和感は、意外とすぐに気持ちへ出る。

手帳が好きだから、毎日開く。
でも毎日開くものほど、
ちょっとした書き心地の差が気になる。

なくして初めて、
あの下敷きにずいぶん助けられていたんだなと思った。

ほぼ日手帳は、紙が好きだからこそ気をつかう

ほぼ日手帳の紙は、薄くて軽い。
ページが増えても持ちやすくて、
毎日分の記録を残しやすいところが好きだ。

ただ、私は筆圧が強い。

気を抜くと、ペン先に力が入る。
文字を大きめに書いた日は、
裏ページのことも少し気になる。

下敷きなしで書くと、
紙のやわらかさがそのまま手に返ってくる。

それが好きな日もあるけれど、
急いで書きたい日や、
しっかり文字を残したい日は、
少しだけ頼りない。

私の場合は、硬いプラスチックの下敷きより、
少しソフトなタイプのほうが合っている。

硬すぎると、ペン先が跳ねる感じがある。
ソフトタイプだと、
手の力をほどよく受け止めてくれる。

手帳を書くときにほしいのは、
「きれいに書ける道具」というより、
書いているあいだの小さな疲れを減らしてくれるもの。

たった1枚の下敷きなのに、
ページの下にあるだけで、
文字の線が落ち着く。

そういう地味な使いやすさは、
毎日使うものほど大きい。
 

A5判の下敷きに戻る

私が使っているのは、
共栄プラスチックの
「手帳のしっかりシタ字キ A5判 桜の通り」。

A5判なので、
ほぼ日手帳の大きめサイズにも合わせやすい。

ソフト感がちょうどよくて、
ペンで書いていても手が疲れにくい。
裏ページも前より汚くなりにくく、
文字がきれいに残る感じがある。

もちろん、気になるところもある。

私が使っているものはピンクなので、
筆圧でインクが少し移ると、
下敷き自体の汚れが見えやすい。

でも、それも毎日使っている証拠みたいで、
私はそこまで嫌ではない。

手帳をきれいに書きたい人。
筆圧が強い人。
ほぼ日手帳の薄い紙が好きだけれど、
書くときの沈み込みが気になる人。

そういう人には、
手帳用の下敷きがひとつあると、
かなり書きやすくなると思う。
 

手帳の道具は、なくてもなんとかなるものが多い。

でも、なんとかなるものほど、
あると自分の時間が少し楽になる。

下敷きが見つからなかっただけで、
私はそのことに気づいた。

また机の上を探して、
いつもの1枚を戻しておこう。

 

 

 


今日も小さな養生を。 

今日も読んでいただきありがとうございます
 
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