東電の会長が、福島第一原発の1~4号炉の廃炉を口にした。
海水を注入した段階で、そんなこと素人にもわかることなのに
今更なにを言っているという感じです。
ただ、実際の作業にあたっている関連会社、下請け会社、
孫請け会社の方々は、不眠不休で事態を収束させようと
命がけで作業をしているわけで、彼らの作業が、結局は
廃炉にするためのものだというのが、たまらないですね。
作業員は、現地の人がほとんどで、自身も被災していて
家もなくなり、家族の消息もわからない人がいるそうです。
それでも、使命感、そして仕事を失いたくないという
気持ちもあって頑張って作業に従事しているとニュースで
見ました。
作業に東電の社員はかかわっているのでしょうか。
まさか、かかわっていないなんてことないですよね。
原子力発電、東京の人間は、当たり前のようにその恩恵を
享受していますけど、今回の事故で、みんなが自分の問題として
考えなきゃならないとつくづく思いました。
ところで、JHファンミが開催されるさいたまスーパーアリーナ
ここで避難生活をおくっていた福島県双葉町の住民1200人が
30日、同県加須市にある廃校となった旧埼玉県立騎西高校に
ふたたび移動を始めました。
町ごとの移転、見知った人が一緒というのは心強いかもしれませんが
不安もたくさんありますよね。 どうか新しい場所になじんで
新しい一歩を踏み出してほしいと思います。
ファンミ開催予定日の5月4日、そのころまでに原発の問題が
落ち着くとは到底思えませんが、無事に開催し、無事に韓国に
帰国出来ること、願ってます。