かつて瀬織津姫は言った
『情熱無きもの寄るべからず』と・・・
情熱とは
心の『火柱』に熱された『水』
火が水を焙り熱が生まれ力が生まれる
それが【火水(神)の理(ことわり)】
そのために授けし【龍】の力
瑞(水)の御霊の力である
厳(火)の御霊の炎に焙られて
龍は『勢』を増す
されど【龍】は動かず
それは心に【炎】無き証
今動かずしていつ動くのか?
自ら焔を消して
情けの水で心を浸して
どうして【龍】が動けるか?
夢うつつの幻想の中で
情けの海を泳ぐだけ
妄想龍と戯れて
永遠に眠り続けるだけとなる
焔立てるは今である
情けの津波が押し寄せて
やがて溺れることとなる
その押し寄せる水を力と変えるは
焔燃えたる心の火柱
押し寄せる情けの水を情熱に変える
【焔】無ければ「水の底」
渦に巻かれて沈み行く
【火の神】稚桜媛は情熱の【焔】
情けの水を【龍】と変える
容赦なき強き炎は
津波を裂いて力に変える
情熱無きところ龍は動かず
情けの鎖を龍と見て
夢うつつの渦の中
永遠に眠りの世界へ行くか
【戦】の一字を心に秘めて
火柱立てて抗うか
今燃やさぬならいつ燃やす?
自分の火種を大切にせよ
かけがえのない唯一無二の
神と繋がる魂の焔
消せば永遠なる夢の中
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『アメリカ人の多くが宗教や道徳の基礎への信頼を失うことで、もはや神の存在に責任を負うのではなく、宇宙の目的とも何の関係もなく、自分の人生においての行動や決定を、すべて一時的な快適さや欲望に基づいて行う。
楽をするために経済的な成功を望んだり、レジャーや旅行を楽しんだり、それがもたらすとされている「名声」を望むタイプの人間であれば、その成功を危うくしたり自分の進歩を妨げるような方法で「共産主義者の圧力」に逆らおうとすることはしないだろう。
もし彼が権力への野心を持っているならば、それが権力への最も確実な道と思われるならば、より容易に安易に共産主義の流れに乗るだろう。』
ジョンバーチ・ソサエティより
【情熱】無きもの寄るべからず ~癒奏術・弁天の章