川苔山 登山道中記 その3 です。
細倉橋から登山道に入り
新緑と苔の美しい山道を歩き
百尋ノ滝に着きました。
ジャジャン!
百尋ノ滝、立派です。
尋は長さの単位で、
1尋は6尺、1.8m強。
なので百尋というと、182メートルくらい
なのですが、実際はそこまでの高さはなく、
40mくらいだそうです。
三頭大滝と比べると
こちらはかなり奥まった場所にあり、
ロープが添えられた急な階段を
降りてやっとたどり着けるところなので
滝を見たときの感動はこちらが上でした。
滝の周りだけ岩壁が窪んでいるのは
長い時間をかけて岩が侵食されたのかな。
自然の作る造形は美しいです。
が、混んでいたので
滝の直下までは行かず(笑)
急な階段を上って登山道に戻ります。
地図でも「!」が書かれています。
(↑コンパスの赤い三角印の先)
この鎖場を写真に残したかったのですが
こういうところは渋滞してるので
後ろの人を待たせたくなかったのと
ほぼ100%他人様が写り込むので
撮影を自粛しました。
鎖場エリアを過ぎると
難易度がグッと下がり、
あとはスタミナ勝負です(笑)
途中の木に巣箱が設置してありました。
この大きさは鳥用ですね。
ムササビはもっと高さが必要です。
どんな鳥が来るんでしょう?
そういえば、今回山を歩きながら
ムササビの食痕を探しましたが
発見できず。
この辺りにはムササビは
いないのかもしれません。
新緑と落ち葉の対比が綺麗
毒毒しいキノコ発見
流石にこれは食べられなさそうですが
形はサルノコシカケにも似てます。
ここから山頂まではなかなかしんどく、
あまり写真を撮る余裕も被写体もなく。
途中で燃費切れになりかけたので
inゼリーでカロリー摂取
鳩ノ巣へ降りる道への分岐のあたり、
いわゆる「東の肩」にベンチがあり
何人かが休憩していました。
そこへ、おそらくは父娘と思われる
2人組が鳩ノ巣側から登ってきました。
ここまで娘さんが先行していましたが
ここでお父さんに道を譲ります。
その時のセリフが
「ビクトリーロードは先に歩いて(^ ^)」
なんかカッコいい!
最後の緩やかな「ビクトリーロード」
を登りきると山頂です。
山頂に到着〜。
あれ?山頂碑が他の人のブログに
出てくるものと違う。
なんか新しい。
こう言っちゃなんだけど、
アーティスティックな墓標のようだ
三角点タッチ!
一度やってみたかった(笑)
山頂はそこそこ混んでいます。
山頂からの眺望
午前中は天気が良かったですが
山頂付近に来たら薄曇りになっていました。
今回の昼メシはカレーメシ と
ソイジョイみたいなシリーズのプロテインバー。
うん、ちょっと足りない(笑)
あとドリップコーヒーを持参したのに
肝心のマグカップを持って来るの忘れた。
なんてこった。
お隣で食事中のパーティは
女性が同じくカレーめしを
もって来ていました。
お湯はというとサーモスの
「山専ボトル」に熱湯を入れて来た模様。
「山専ボトル」や、モンベルの
「アルパイン サーモボトル」は
朝家を出る前に入れた熱湯が
お昼でもカップ麺なんかを作れるくらい
温度をキープしてくれるらしく、
手軽にカップ麺や
ドリップコーヒーなんかを作れるので
最近人気なんだとか。
その方も食後にコーヒーを淹れていました。
あぁ、マグカップ忘れたのが悔やまれる(笑)
別のパーティからは
「鳩ノ巣駅はアルコール類、
売ってないんだよね〜」
なんて声が。マジか。
まあ駅前ロータリーや帰りの電車の中で
缶ビールを開けるつもりはないけれど
気持ち的になんか寂しいじゃないか。
そうこうしてるうちにドンドン人が
登って来てさらに混んで来た。
食事を終えて山頂から下ると
先ほどの東の肩で
ご年配登山グループが
大人数で昼食中。
山頂が混んでたのでここでお昼にしたのかな?
みんなで楽しそうにお食事を取っていました。
まるで小学校の遠足みたいに^_^
さてここから鳩ノ巣側におります。
ここかは鳩ノ巣駅までは
急斜面や危険箇所はありませんが
そこそこ距離がある。
怪我や事故は下山の後半、
全行程の75%を、過ぎたあたりが
一番起きやすいそうです。
気を引きしめて歩きましょう。
こちら側は岩場がほとんどなく土
その分、コアジサイの群生があったりと
こちら側はこちら側で美しいです。
すこ〜し青みがかったコアジサイ
白一色じゃないんですね。
例によってシベ
…シベ?
コアジサイもなかなか繊細で美しいです。
つづく
















