13日(木)15時より大塚・プロレスバンクにてLLPW-Xが記者会見を開き、井上貴子デビュー30周年記念大会となる10・2TDCホール大会の対戦カードを発表。アイガーと対戦予定だったチェリーがメインイベントへの出場を訴え、発表済みのカードが変更されるハプニングが発生した。




『井上貴子デビュー30周年記念イベント~己を磨く、女は輝く~』
◆10月2日(火)東京・TDCホール(19:00)


▼井上貴子 vs X


 貴子「本日はお忙しい中、お集まり頂きありがとうございます。第1試合のXなんですけれども、この30周年という自分の高まったテンションに任せて、どうせなら今まで対戦してシングルマッチで1度も勝ったことがない相手に勝ちたいなと思いまして、今オファーをしているところなんですが…なかなか承諾してもらえてなくて。今(決定が)おしているところなので。たぶん発表は当日になるかなと思います。どんな手を使ってでも勝ちたいなと思っています」


 ━━シングルでの対戦経験はある相手?
 貴子「…ありますね! あんまり突っ込まれると、しゃべっちゃいそうで怖いんですが…(苦笑)。もう全然勝ったことがない」


▼アイガー vs チェリー


 チェリー「…ちょっとよろしいでしょうか? 実は私は今日、ある覚悟をして腹をくくってこの記者会見に参加させてもらいました。この貴子さんの30周年、この記念すべき大会…私はプロレスラーとしても、女性としても、強く美しくずっとやって来られた貴子さん、とても憧れていて。この大会で私は井上貴子選手と試合がしたいです! 10月2日の記念の大会で、どうしても井上貴子さんと試合がしたいです。私をメインのカードに入れて頂きたいんです。私をメインのカードに入れて頂けないでしょうか? お願いします。神取さん! どうしても貴子さんと試合がしたいんです!」



 神取「カードは決まってるの! そんなワガママは通じないから!」
 貴子「ちょっとこの気持ちを汲んであげたいので…考えてもらって」
 チェリー「お願いします!」
 神取「じゃあ、とりあえず考えよう」
 チェリー「10月2日までまだ時間があるので。絶対あきらめません、私は! 貴子さんと試合ができるように。ありがとうございました!」




▼ジャガー横田&藪下めぐみ vs 渡辺智子&関口翔


 関口「井上貴子さんの30周年の記念という興行に出させて頂けることが、とても嬉しく思います。ありがとうございます。もちろん大先輩の方たちと闘わせて頂くのはとても緊張することなんですけど、毎試合毎試合全力をかけて絶対に勝つつもりで闘いにいきたいと思っております。よろしくお願い致します!」


 ジャガー「私も井上貴子の30周年の記念の大会に呼んでもらえたことが、本当に嬉しく思います。関口はディアナにも何度も出てもらって、成長してきてる選手だなと思います。私なりに良い試合ができるように頑張りたいと思います」


 ━━貴子が入門してきた時の印象は?
 ジャガー「やはり教え子もみんな30年、30数年経ってきて…。私が思うのは今の体を大きく壊さずに頑張ってもらったという気持ちが嬉しく思うとともに、どうしても成長過程よりも若手の時、私が手取り足取り教えていた時代を思い出すのがホントのところなんですが。井上貴子はああ見えてもけっこう臆病でですね、飛び越える回転ができなかったっていう…何度やっても飛び込んでいかれなくて。それが今では何でもできるようになってしまってですね、嬉しいですけれどもあの時が懐かしく…たくましくなってくれたことを嬉しく思うとともに、なかなか抜かれないオバサンにならなきゃいけないなと今でも思っております(笑)」


▼井上貴子&井上京子&神取忍&堀田祐美子 vs 中森華子&希月あおい&雪妃真矢&安納サオリ


 雪妃「このたびは貴子さんの30周年という節目の大事な大会に参戦させて頂けることを、本当に嬉しく光栄に思います。今まで貴子さんとは組ませて頂いたことはあるんですけれども、対戦をさせて頂くという機会はなかったので本当に感謝してます。そして、そうそうたるビッグネームの諸先輩方と一緒のリングに上がらせて頂くということも、本当に素晴らしい経験をさせて頂ける機会を与えてくださったことを本当に嬉しく思います。諸先輩方の存在感に飲まれないように、尊敬の念を持って、ひるむことなく挑みたいと思っております」




 京子「井上貴子選手とお互いに30周年になります(笑)。30年前に後楽園で一緒にデビューしまして、対戦相手で反対側のコーナーに立っていた井上貴子…10月2日、貴子さんの30周年。10月7日、井上京子の30周年。“祭りだ!祭りだ!”という感じでやらせて頂きたいと思います。でもディアナなんで勝ちにはこだわって。負けるわけがないですけども、やっぱり主役は貴子さんだと思うので。ダブル井上で頑張っていきたいと思います!」




 堀田「このメンバー4人がここにそろってしまうというのはすごいことだと思うし、それだけこの4人がこの大会、このカードに意気込みというか気持ちが向いてるのかなと。対戦相手は用事があるのか知らないけど(3人欠席)、申し訳ない顔して雪妃がいるけど、雪妃はラッキーじゃないかなと思うよ。あなたが来たことでみんな“雪妃をどうにかしてやろうかな”という気持ちになってると思うから。私だけかな、それは?(笑) 若手にこれから教えていかなくちゃいけないことってたくさんあると思うんで。2人の30周年、試合ができることを楽しみにしてます」


 貴子「皆さん、私の言いたいことを全部言ってくださってありがとうございます。ホント体力があれば京子と組んで1試合、堀田さんと組んで1試合、神取さんと組んで1試合…豊田(真奈美)さんの引退の時みたいに、ずっと出っぱなしみたいのもやりたかったんですけど、ちょっと無理なので全部一緒にしてしまったんですけど、こういう8人タッグも、もうなかなか見られないかなと思いまして。私たち30周年ですけど堀田さんとか神取さんは30年以上ずっとやってきて頂いたおかげで、このカードも成立するのでホントにありがとうございます♪(笑)。対戦相手の4人なんですけども、少しでも井上貴子の…なんて言うんですかね。ちょっとでもカケラでも継承してもらって、この先女子プロレス界に。ちょっとでも引き継いでもらって自分の色に染めて羽ばたいてもらいたいなと思うメンバーでしたので、ここで神取さん。申し訳ないんですが、先ほどのチェリーの意見を…。さっき考えてたんですが、あおいが来月引退するので、ちょっとあおいとチェリーを変えるっていうのはどうかなって…」



 神取「やっぱ気持ちってすごく大切なことで、ウチらも忘れちゃいけないし、みんな持ってなきゃいけないと思う。そういった意味では100歩譲って(希月に)電話をしてつながったら…出るかなぁ?(神取が電話をかけるが留守電)この記者会見が終わるまでに連絡が取れれば、そうしましょう。カード変更。つながらないとなったら、もうこのカードということで決定です。今みんないろいろお話しをしてくれたんですが、ホントこのメンバーで時代を作り歴史を作ったメンバーですごく感慨深いものがあって。今、こちらの若手の選手の発言っていうのと…新しいものと時代の速さといろんなものがミックスしてっていう。どういう闘いになっていくのか? 自分自身も楽しみにしております。30周年っていう部分で皆さんそれぞれが、さらに羽ばたいてもらえるような大会にしていきたいと思いますので、よろしくお願いします」


 ━━貴子にいいところを取らせてあげたい?
 神取「まぁこういう大会だから(笑)。実際にリングに上がって闘いってなった時にはどうなっちゃうかわからないからね」
 堀田「神取さんがそう言うなら、私は貴子のフォローをしたいなと思います」
 貴子「ありがとうございます!」
 京子「私は最後貴子さんに勝ってもらいたいと」
 神取「優しい!」



 (集合写真の後)
 神取「カードが変わります。今、連絡が取れました。メインのカードはチェリー選手が入って、アイガーとあおいになります。ということでカード変更です」
 チェリー「ありがとうございます!! 頑張ります!!」




 (会見終了後)
 チェリー「今日の記者会見は叶っても叶わないとしても、とにかく私が貴子さんと闘いたい。メインのカードに入れてもらいたいって気持ちはしっかり伝えようと思って記者会見に参加しました。思いのたけを貴子さん・神取さんにぶつけて、それが叶う形になって、もう今ホンットに嬉しいです! ありがとうございます! どうしても貴子さんと試合がしたくて思いのたけをぶつけました」
 ━━貴子に特別な憧れがある?
 「私、全女の大ファンなので。子供の頃から全女を見ていて貴子さんホントにキレイで強くて、もう憧れないわけがない。女性としてもプロレスラーとしてもずっと憧れの存在の方でした」
 ━━これまでの対戦経験は。
 「何回もあります。組ませて頂いたこともありますし。“貴子さんの記念の大会”でメインで試合したいなってどうしても思って今回お願いしました。貴子さん、京子さん、神取さん…皆さん試合したことありまして、また試合ができるのでとても光栄ですし、いろんなものを吸収したいと思います。それは私だけじゃなくてきっとほかのメンバーもそうだと思うんですけど、なかなかやっぱりレジェンドの方と試合する機会ってないので。この貴重な機会を、もうスポンジになったつもりで全部全部吸収したいと思います!」