約1年ぶりとなる仙台サンプラザでのビッグマッチ。入場式で新人2人を紹介した里村は、「新しい選手がこれからの仙女の未来を作っていくと同時に、私はタイトルを落としてしまいましたが、今日必ずリベンジして最高の終わりを飾りたいと思います。そしてもう1つ、皆さんに発表があります」と、新たに入団することになったハイジ・カトリーナをリングに呼び込んだ。第1試合では気仙沼市出身の19歳、佐藤亜海(あみ)が松本浩代を相手にデビュー戦。ショルダータックルやエルボーを連打し、丸め込みでフォールを狙いにいくも最後はリバース・スプラッシュ式のダブルニーに力尽きる。アイガーの相手・「X」は2年ぶりのセンダイガールズ参戦となる旧姓・広田さくら。元気よく自己紹介するが2回連続で秒殺されるなど、相変わらずのファイトで会場を笑わせる。第3試合では愛海&豊田真奈美のマナミタッグが、ジャガー横田&桃野美桜と対戦。愛海はデビュー戦の相手・ジャガーと2ヶ月ぶりの再会。桃野は女子プロレスに憧れる最初のきっかけとなった豊田と初対戦で、最後は桃野が強烈な逆エビ固めで愛海からギブアップを奪う。所属選手となることが発表されたハイジ・カトリーナは門倉凛とシングル対決。豪快な投げ技を連発して圧倒すると、コーナー2段目からのダイビング・ギロチンで余裕の3カウントを奪う。第5試合の6人タッグマッチは、パートナー同士でいがみ合うカサンドラ宮城と志田光をアジャ・コングがなだめるという難しい状況ながら、志田がアーサ米夏にファルコンアローを決めると、アジャが垂直落下式ブレーンバスターで追撃。カサンドラがツームストン・パイルドライバーという連続攻撃で勝利を飾った。



 セミファイナルでは空位のタッグ王座を懸けて、DASH・チサコ&KAORUと『ストロングスタイルラッシュ』白姫美叶&アレックス・リーが激突。おそろいのコスチュームを新調してきた白姫&アレックスはキックのコンビネーションを多用するなど意欲的な試合運びを見せるが実力の開きは大きく、チサコがホルモン・スプラッシュ、KAORUがヴァルキリー・スプラッシュを同時に発射して試合を決めてみせた。マイクを持ったチサコは「練習不足なんだよ、オマエら」と2人を挑発。KAORUは「素直に嬉しい! チサコがホントに可愛いから、チサコとこのベルトをずっと守っていきたい」と笑顔を見せると、白姫&アレックスに「可愛かったよ、入場曲も。いいと思うの、カッコから入るのは。それでやる気になる人もいるから。それに見合った実力を付けて、もう1回やろ」と呼びかける。悔しさをにじませる白姫は「バカにしやがって!“先輩だから”とか関係ねぇよ。チサコ! KAORU! 絶対そのベルト、自分たちが巻いてやるから! もう1回挑戦させろ!」と要求。KAORUは「かかってこいって言ってんじゃん。オマエら、なんだっけ? “いつでも、どこでも、やってやる!”」と、2人の決めゼリフをそのまま返した。


 メインイベントは橋本千紘のシングル王座に、里村明衣子が満を持しての挑戦。昨年の仙台サンプラザ大会と同一カードであり、両者とも引かない激戦に会場のボルテージも最高潮に達した。カウンターのスコーピオ・ライジングから2発目のデスバレーボムを決めた里村は、カウント2で返されると絶叫。里村のハイキックをキャッチした橋本は豪快なパワーボムで叩きつけると、三たび火を噴いたオブライト(ジャーマン・スープレックス)で3カウントを奪ってみせた。


★メインイベント後のマイク
 橋本「里村さん…私の仙女を背負ってく覚悟、伝わりましたか? 今日この試合が、すべての結果だと思ってます」
 里村「この結果を踏まえて…また挑戦します! 自分自身もっと…負けても仙女を大きくしていくという覚悟は、私には変わりません! また…また挑戦するから! 待っとけ!!」(大きな拍手の中で里村が退場)
 橋本「皆さん! 正真正銘、橋本千紘の時代でいいですか!?(会場から拍手)里村さんがまた挑戦してきたって、このベルトは誰にも譲りません。仙女のベルトは必ず…世界一のベルトに!…この私がします。最後に、これだけはやらせてください。いいですか? 3、2、1、ぎゅ~ん!!」




『女子プロレスBIG SHOW in仙台』
◆9月24日(日)宮城・仙台サンプラザホール(15:00)
観衆2010人(満員)


▼佐藤亜海デビュー戦・15分1本勝負
 松本浩代(8分9秒/リバーススプラッシュ式・ダブルニードロップ→片エビ固め)佐藤亜海
▼15分1本勝負
 アイガー(0分9秒/横入り式エビ固め)旧姓・広田さくら
▽再試合
 アイガー(0分7秒/横入り式エビ固め)旧姓・広田さくら
▽再々試合
 アイガー(6分11秒/ともだおれ→体固め)旧姓・広田さくら
▼20分1本勝負
 ジャガー横田&○桃野美桜(14分35秒/逆エビ固め)●愛海&豊田真奈美
▼15分1本勝負
 ハイジ・カトリーナ(6分49秒/ダイビング・ギロチンドロップ→片エビ固め)門倉凛
▼20分1本勝負
 ○カサンドラ宮城&アジャ・コング&志田光(11分44秒/ツームストーン・パイルドライバー→エビ固め)さくらえみ&木村花&●アーサ米夏
▼センダイガールズ・ワールドタッグチャンピオンシップ決定戦・30分1本勝負
 ○DASH・チサコ&KAORU(18分27秒/ホルモン・スプラッシュ→片エビ固め)●白姫美叶&アレックス・リー
※チサコ&KAORUが第5代王者組となる。
▼センダイガールズ・ワールドチャンピオンシップ・30分1本勝負
 橋本千紘(21分49秒/オブライト)里村明衣子
※第6代王者が初防衛に成功。



































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