大阪で昨日の朝に起こった地震のことを全く知らぬままにゆうに半日を過ごしておりました。

情報化社会と言われる世の中にあって、かかる知らせはどこからでも入ってくるだろうにと

思うところながら、諸事情はあったにせよ、知ったのは午後になってから。いやはやです。


そうしたことに気付いていないがばかりに、

昨日は畑仕事のようなお気楽な道楽話を臆面もなくご披露申し上げてしまったわけですが、

かつての東日本大震災の折りにも考えたように、まるで何事もなかったようにとは言わないものの、

そして被災の渦中にある方々にも同じように言うつもりは毛頭ないものの、

普段通りでありたい、場合によっては普段を装うにしても、そのようにあった方が

前を向いていけるのではないかなということでして。


折も折、先週のNHK「歴史秘話ヒストリア」では小田氏治という武将を取り上げてましたですね。

なんでも戦国最弱の武将であるとか。


個人的にはその名を全く聞いたことがなかったですが、

ゲーム「信長の野望」などには登場するということなので、

そうした関係から知る人は多いのかもしれません。


常陸の国にあって、北条と戦って負け、上杉と戦って負け、佐竹と戦って負け…と連戦連敗。

自らの居城・小田城(城といっても、おそらくまだ館の時代でしょうけれど)も3度まで

敵に奪われてしまうという人なのですなあ。


なんとか二度までは取り戻したものの、最後には流転の生涯で

失意のうちに早死か?と思えば、当時としてはかなり長生きの71歳という

天寿を全うした人生であったそうな。


そんな小田氏治の処世術とでもいいますか、とにかく「へこたれない」ということ。

戦国時代というオールスターキャストの映画のように目立つキャラクターが居並んだ時代に、

その中ではひと際目立たないですが、その多くの武将たちより長生き人生を送った氏治。

その「へこたれない」という生き方は、今このときに胸に刻みたいことではなかろうかと。


へこたれない、へこたれない。

時には自らへの呪文のようにとなえてみたりもして…。