先日、4年前の人事部のメンバーで集まって飲み会をやりました。

当時管理部門を統括していた取締役が「おれは好みのタイプとは1度も付き合ったことがない」と言い出して一同、驚きでした。

その好みというのが、スレンダーの長身で髪はロング・ストレートボブ、とのことで、一同は「じゃあ、なぜ奥さんと結婚したんですか?」と突っ込み、ご本人は「その時の勢いと価値観で意気投合したからさ」と答えました。

 

5年位前に、会社のある会合が既婚者は配偶者同伴となり、私は取締役の奥さんにお目にかかり、小柄のショートカットでとても品がありました。

私の妻は、仕事で遅れて登場したので、ペナルティーとしてみんなの前で駆けつけ一杯になり、私との馴れ初めを告白させられました。

当時の採用課長だった男性が「ご主人は好みのタイプでしたか?」と突っ込みを入れ、妻はあっけなく「はい、そうです」と答えたので、その場は収まりました。

その時の妻のヘアスタイルは取締役好みのロングのストレートボブで、身長は私と同じ170㎝のやせっぽちでした。

 

元・採用課長は私の妻のことを思い出し、取締役の好みと一致していいるのでは?と取締役に迫ると「そうだっけ?彼の奥さんのことは覚えていないなぁ」とはぐらかしました。

その会合に居合わせた元・給与厚生課長も「スレンダーで背が高くて髪はロングでまさにぴったりですよ!」と突っ込みを入れ、さらに私に「寝取っちゃだめですよ」と追及の矛先を向けられました。

みんなはさらに、私に「好みのスペックの詳細を教えて下さいよ」と、お尻に火がついてしまいました。

私はどう答えたものか困ってしまい「すべてなくても、何かしら趣味や関心や価値観が共通している人」とはぐらかしました。

みんなはそれでも「好きな髪型とかスマートな人がいいとかポッチャリがいいとかはないんですか?」と突っ込んできましたが、私は「恋は人を盲目にするて言わへんか?」とごまかしました。