王者 五十嵐俊幸(帝拳) vs. 同級1位 吉田拳畤(ワタナベ)
五十嵐の初防衛戦やね。
王者の五十嵐は、13勝10KO1敗1分の左ボクサーファイタータイプ。
アマエリらしく綺麗なボクシングで、手足のスピードに長けたボクサーなんやけど、一本調子の傾向も無きにしも非ずやね。
ワンツー、カエシの右フック主体の攻撃パターンで出入りが直線的なんで、世界のトップクラスには読まれやすいかも知れんね。
もっと左右に動いて、立体的にリングを使えるようになれば、世界のベルトを巻けると思う素質はあると思うんやけどね~
スピードもタイミングも、国内では清水とともに抜けとる印象やしね。
挑戦者の吉田は、17勝5KO9敗1分の右ファイタータイプ。
スピードもパンチも無いタイプやけど、フィジカルがかなり強い印象なんよね。
頭から入り、肘をぶつけて、ホールディングで相手を締め上げ…
悪くいえばダーティーボクサーで、良くいえば実戦派。
個人的には、TBSアホボケカス3兄弟と同じくらい好みでは無いスタイルかも。
展開予想は、挑戦者が手数を伴わないプレスをかけ続け、王者がジャブやらカウンターやらやりたい放題に終始する展開。
王者は、挑戦者にロープに詰められんように気をつけた方がええね。
パンチやなくて、頭や肘をぶつけられるかも知れんからね。
勝敗予想は、王者の大差判定勝ち。
一方的に打ちまくる試合になるやろうから、いくら挑戦者がタフで根性の塊なタイプとはいえ、中盤以降のストップ負けも考えられるね。
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