マルハバ!!
ヨルダンの生活は、まぁなんとも言えず、
相変わらずな感じです。
もっともっと自由に私の想いなどを
投稿出来たらいいのですが、
どうしても自分の中での葛藤があります。
今やAIの時代。
私が投稿した内容は、
ヨルダンのご家族にも、ご親戚にも
容易に読まれてしまいます。
これを読んで、彼らがどう思うのか、
そして私が書いたことで
誤解を招いてしまったらどうしようか。
そのため、書きたいことが山のようにあっても
それが例え、今後への覚書だったとしても、
なかなか素直に書けないのが残念でもあり
これが私が選んだ道なのかな、と思っています。
さて、今回帰省してやらなくてはならないことの一つに、
「ファミリーブックの更新」というものがありました。
「ファミリーブック」というのは、
日本の戸籍を家族ごとにまとめたようなもので、
1家族に1冊、青いファミリーブックなるものがあり、
夫の情報、父母の名前、出生地、誕生日、などなど、
妻の情報、父母の名前、出生地、誕生日、
そして婚姻日、
第一子、誕生日
第二子、誕生日
・
・
・
といった感じで、増えていくのですが、
10年に1度、このファミリーブックを更新しなくてはいけません。
実は私たち、今年で結婚10年目。
うそでしょ・・・と自分でも思いますが、
あっという間に10年が過ぎ、ファミリーブック更新です。
これはある意味、お祝いなのかもしれませんね。
いざ、役所に行ってファミリーブックを更新しようと向かうと、
「YUKAは、ファミリーブックには載せられない」と。
おいおいおいおい!!!!!!!!!!
あんたに勝手に私を家族から削除されるような覚えはないが・・・
電話で夫が、
「今回ヨルダンに入国した時にパスポートに番号があるだろう?
パスポートにあるかどうか確認してくれ!!」
というので、すぐに確認したけれども、
どこを探しても番号なんて書いてない。
夫は、ヨルダン人の妻として入国しているのであれば、
入管の時に必ず書かれるはずだ!と主張するけれども、
いやいや、無いんだって・・・
とりあえず、夫は、私以外の全員分の名前が載った
新しいファミリーブックを持って帰宅しました。
次の日、また役所に、
今度は全員分の身分証明書(パスポート)を持って
夫が向かうと・・・
どうやら入国の際、
私が妻であるかどうかが問われなかったのはさておき、
番号が書かれなかったのは、私の誕生日の登録に
問題があったからのようです。
実は、ずっとずっと前、
古いファミリーブックの私の誕生日が
間違っていたことに気づいていました。
6月生まれの私の誕生日は、1月になっていました。
ま、大体わかりますよね、なぜこれが起こったのか。
入力した人のミスですよ。
パスポートには数字で書かれておらず、
JUNと書かれています。
これを、JAN(January 1月)と
間違えたんでしょうね・・・きっと・・・知らんけど。
理由はそこにあり、
一度帰宅した夫は、今度はその記載を訂正しに
別の役所に行き、
めでたく私は家族として認められ、
私の名前は夫と子供とともに、
記載されることとなったのです・・・
なぜだ・・・
なぜ1回で終わらないのだ、ヨルダン君!!
そして戻ってきた新しいファミリーブックを見て愕然・・・
私の名前が、
こ ば ば し
になってる・・・
おーーーーーーーーーーーーーーい!!!!
私の名前は、
こ ば や し
だーーーーーーーーーーーーーい!!!!!
これは・・・
笑うべきなのか!?
それとも
起こるべきなのか!?
もう呆れるしかない。
頑張れ、夫サーメル。
多分彼は、ヨルダンに帰省するたびに
「忍耐」を覚えているような気がする。
それにしても、
あのパスポートの番号というのは
それほど重要じゃなかったということなのかな!?
出国する時は大丈夫なんだよね!?
次入国するときも、大丈夫なんだよね!?
アハラン ワ サハラン(ようこそ)
これがヨルダンだ。




