マルハバ![]()
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今日は台風が近づいているということで、
どんより曇り空。
5月とは思えない寒さに震えております。
こんな日に思い出すのは、
寒い冬にヨルダン人夫サーメルが
ストーブで焼いてくれたパン。
現地の一般的な家庭で使用されているのは、
プロパンガスを搭載して使うガスヒーターが主流。
ガスがなくなると、ガス屋さんが
いつも巡回しているので、車を停めて買うなり、
ガス屋さんに電話をして届けてもらうのです。
都市ガス育ちで、プロパンガスを知らない
当時の私は、
自分でガスを栓につないで、
仕上げにつないだところから、ガス漏れしていないか、
ライターを付けて、軽く栓の周りを確認します。
もし、ガス漏れしていたら、
もし、それが爆発したら・・・
悠々とやっているサーメルや義母が
逞しく思えて仕方なかったのを覚えています。
そして初めて知ったのは、
プロパンガスの中身がなくなると、
とってもガスボンベが軽くなるということ。
え?ガスって気体なはずなのに、
どうして重くなったり軽くなったり!?
どうして・・・のままでいましたが、
今初めて調べてみると、
ガスって圧力をかけると液体になるんですって。
だからあのプロパンガスボンベの中には、
液体が入っているんだとか。
はは~~ん、知らなかった。
で・・・
私はガスヒーターで焼いたパンの美味しさの
話をしていたんです。
ヨルダンは何を隠そう、
3食パンの日もあるくらい、
主食はパン。
パンは、当然ながらキロ買いです。
家族の多い人や、お客様がいらっしゃる日などは、
4キロくらい買います。
それも、丸いピタパンをビニール袋に入れて。
でもこれがまた、美味しいのなんのって。
少しお砂糖が入っているのかな?
日本みたいにバターが入っていたり
牛乳が入っていたりしないで、
とてもシンプルなのに、
とっても美味しい!!!
とにかくみんなパンを買うから、
パンはいつでも焼きたてで売られています。
サーメルのご実家は、2-3日分のパンを
一度に買うのですが、
残ったら冷凍したり、そのまま置いておいたり。
でも翌日だって、美味しくできたてのパンを
食べたいものです。
そうすると、パンをコンロの上で
両面軽く焼くんです。
もちろん、網や何かの上で焼くのではなく、
直焼き!!!笑
まるで、湿気てしまった海苔を
コンロで炙ってパリパリにするように。
でもね、寒い寒い日には、
もっともっといい食べ方があるんです。
寒いキッチンに立って、
「あちち、あちち」と言いながら
パンを温めなおすのではなく、
温かいリビングに座りながら、
ガスヒーターにパンを貼り付けるように
焼いていくのです。
この、なんともバエない光景を
目に浮かべていただけましたでしょうか。
でもね、これがびっくらこいてしまうほど、
表面カリカリ、中身フワフワで
とっても美味しく仕上がるのです。
これをちぎってスープに付けて食べる。
ヤ サラーム!!!(最高!!)
という、感動した出来事を
ふと思い出した初夏の5月末日。
中東へ行った際には、
是非、ガスストーブ(ソッバ)で焼いた
パンをリクエストしてみてください。
まるで、こたつに入りながら
アイスクリームを食べる、
そんな至福感を味わえます!!!




