記憶の書き換え | 高機能型境界性パーソナリティ障害の彼の記録

高機能型境界性パーソナリティ障害の彼の記録

境界性人格障害,境界性パーソナリティ障害,ボーダーラインパーソナリティ障害,BPD…さまざまな呼び名がありますが,これを発症していた元彼とのやりとりの記録です。

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マイナーなエピソードだと思っていたメモ記録も,書いてみると,どれも境界性・自己愛性パーソナリティあるあるなんですね…

 

パーソナリティ障害の方の言動がここまでみんなそっくり同じだとは…毎度のことながら驚きです

 

 

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ボダオと洋服屋にいったときのこと

 

「これ似合いそうだねー!こういう服好きだなー。買ってあげようか笑」

 

「おっこれほんといいね!!でも自分で買いますよ笑」

 

とボダオが自分で購入し,嬉しそうに着ていました

 

 

しかし数週間後

 

 

「あのさ,こないだ,嘘ついたよね?」

 

 

「え?!」

 

 

「服買ってくれるっていったのに,レジ前に行ったら財布も出さないからさ。俺が支払ったけど。ちょっとびっくりしたわ。そういうの今後改めたほうがええよ」

 

 

え?!?!

 

 

頭の中は大混乱

 

 

一生懸命,記憶をたどりますが,どうしても納得がいきません

 

 

しかし,ボダオはめっちゃ怒っている…

 

 

ということは,私は自分で気づいていないだけで,そう相手に思わせてしまうような振る舞いをしていたのかもしれません…

 

 

「そういうつもりじゃなかったんだけど,ごめんね,今度から気をつけるね」

 

 

と謝りました

 

 

 

 

またまた別の日

 

朝,早めに目が覚めてしまったので,起きる時間まで目だけ瞑っていました

 

そして起きる時間に目を開けると

 

 

「ネタ子,いま寝言で『ボダオがいないと死んじゃうー!』って叫んでたよ。そんなに俺のこと好きなんだね」

 

 

え???

 

 

いまずっと起きてて意識がありましたけど,一言もそんなこと言ってない…

 

 

作り話?それとも心底そう思って話してるの??

 

 

 

 

こんな感じで,ボダオの中で事実が変わってしまうことがよくありました(▸関連記事

 

別れた原因でさえも「ネタ子が他に好きな男を作った」ということになってたり…

 

ボダオは自信をもって言ってくるし,私の記憶がおかしいのだろうか?と混乱します

 

 

さらに厄介なのは,この書き換えられた”事実”に基づいて責められることです

 

身に覚えのないことで責められ,非常に理不尽な思いをします


 

また,記憶の書き換えだけではなく,消去もよくありました(▸関連記事

 

暴言などボダオにとって都合の悪い出来事は「覚えてない」んです

 

 

 

 

これらは,原始的防衛機制原始的否認歪曲かなと思います

 

そもそもパーソナリティ障害者は, 自分や対象に,良い面と悪い面の両方があるという捉え方ができません

 

なので,自分の中の嫌な部分や,自分にとって都合の悪い出来事は認めたくありません

 

 

そこで…投影性同一視を用いることもありますが

 

 

その嫌な部分や都合の悪い出来事自体がなかったかのような言動をとる否認

 

 

自分にとって都合の良い現実を再構成する歪曲

 

 

を用いることもあるそうです

 

 

これでなんとか良い人である自分や,被害者であるかわいそうな自分を保っているのだそうです

 

 

でもその分,ターゲットはどんどんエネルギーを吸い取られて消耗してしまいますよね…