感謝の言葉「ありがとう」は
とても力強いマントラです。
起源をたどると
古い日本語の「有り難し」に遡るそうです。
私は建立した墓標に
「ありがとう」の文字を刻みました。
初めは故人の遺志を表す文字と
思いましたが墓前に立つと
先人への「感謝」と
墓標に入った先人から
訪れた人々への「感謝」が交わり
「ありがとう」という
大きな循環が生まれました。
その循環はとても心地よく
時には子供たちとお弁当を持って
墓前で食事をすることもありました。
父が墓参りに行くと
ご住職から
「先日、お孫さんたちと
ピクニックしていましたよ」と
よく言われていたそうです。
なぜ墓前で楽しそうに過ごすのかと
尋ねられることがありましたが
「とにかく心地が良く安らぐから。」としか
言えませんでした。
「ありがとう」という言葉は
慈愛を含み、その背景や感情も包み込みます。
この奇跡の言葉が墓標を
さらに大きな心の拠り所に
変えるのだと実感しました。
「ありがとう」を唱える人も
その言葉を受け取る人も
「ありがとう」に包まれ絆が深まります。
この感謝の言葉は、
他者への深い慈悲と共感を体現し
感謝の心は、他者との深い絆を
築く力を持っています。
「ありがとう」という
そのシンプルな響きの中に
他者への感謝と尊敬の念を
込めていて
その言葉を通じて
私たちは互いに繋がり合い
支え合うことができるのだと
思うのでした。

































