壇上伽藍を見学した後は、西の端の大門まで歩いていきます。

10分ちょっとの距離です。

 

若干の上りはありますがほぼ平坦の道なので楽に歩けます。ただ、気温が上がってきたので夏の時期は暑さとの闘いになります。

 

紀の川方面から上ってくると高野山に入る入り口になります。ケーブルカーができて観光客の入り口が変わってしまいましたが、道路が整備されてこの門の横を通って高野山に入ることも多くなったようです。

江戸時代に焼失したものを1705年に再建。今の建物はこの時のものだそうです。

 

楼門の2階建て構造で、写真では見えにくいですが高野山と書かれています。

 

 

左右に2体の金剛力士像があり、東大寺に次ぐ2番目に大きな像だそうです。

両者の口が阿吽(邪気や悪霊を追い払う)になっているのも典型的な造りです。

蛇足ですが多くの神社にある獅子狛犬も阿吽になっています。

 

ここまで来たついでに大門からちょっと上ったところにある

お助け地蔵まで行って見ました。

一願地蔵とも呼ばれ、一つだけ願い事を叶えてくれると言われているようです。

お参りをしてお願い事をしてきましたが、もうかなり前の事なので何を願ったのかさっぱり忘れてしまいました。(汗)

こんなことだと願いは叶わないでしょうね。

 

時刻は11時を過ぎた頃ですが、気温は28.9℃。朝方はひんやりしてましたが上がってきました。それでも大阪市内だと33℃くらいはあるので高地で少し涼しいようです。

 

お昼を高野山で食べても良かったのですが、高野山駅行きのバスが来たので、ケーブルカーの駅まで戻って

 

山を下ります。高野山の滞在時間は3時間半でしたね。

 

極楽橋駅には

特急こうやと極楽橋と橋本間を往復している天空が待機中でした。

橋本で乗り換えて難波まで戻りました。