今回の記事の前半は以下の状況に該当する方向けですが、後半に当てはまる方は多いかもなので先に概要をまとめます。
1. CanonのEOS Rを使っていて、オフストロボのコマンダーにGodoxのX1T-Cトリガーを使っている方。
2. X1T-Cを使用しているとISOが勝手にオート設定に変わってしまう。
3. Godoxも問題を認識しており対処するためのファームウェアを出している。
4. 必要なソフトとファームウェアをダウンロード。
5. ただでされファームウェアをアップするのが面倒なのにConnect Errorが出てアップできない。
6. 再起動のスタートアップ設定で「ドライバー署名を強制しない」を選択。
7. G1を「管理者として実行」で開く。
と言う内容でお送りします。
問題発覚:
先日EOS Rを使っていてびっくりしました。オフストロボを使用していたら明らかに数段オーバー露出になることがあったからです。
最初は中華性のストロボだから暴発したかと思ったのですが、よくカメラをみたらいつの間にかISOがオート設定になっていて1600で撮影されていたのです。
Mモードで撮影していたし、ISOは絶対にいじってない自信があったのでこれはおかしいと思いネットで色々調べたところ、日本語では情報がなく、英語で調べたら解決方法が見つかりました。
犯人特定:
問題はEOS RではなくGodoxのX1T-Cトリガーにあり。まぁサードパーティーのトリガーを使っている自分のせいなので仕方ないですね。
Godoxもこの問題を認識しておりすでに解決するためのファームウェアをリリースしています。
解決方法:
ウェブサイトを見るとV.26で解決されています。ちなみに現在の最新ファームウェアはV.27
使用しているファームウェアを調べる方法は、Modeボタンを押しながら電源を入れると表示されます。
ファームウェアのアップの方法はケンコートキナーさんのホームページやStudio 9さんのページに詳しく書いてあるのでそちらを参照したほうが良いと思いますが、ざっくりいうと
GodoxのウェブサイトからG1ソフトウェアというアプリと必要なファームウェアをダウンロードする。
rarファイルという古い形式のファイルを解凍する。
マイクロUSBケーブルでPCとトリガーをつなぐ。
参考までにケンコートキナーのページのリンクはこちら。
http://www.kenko-pi.co.jp/brands/godox/godox.html
Studio9さんのページはこちら。
https://photo-studio9.com/godox-upgrade/
さらなる問題発覚:
世の中物事がスラスラ進むなら苦労しません。
僕の場合はX1T-CをPCにつないでも「Connect failed」というメッセージが出て認識されません。
家に転がっている色々なマイクロUSBケーブルを使ってみましたがどれもダメです。
チーン。
解決方法発見:
困ったときはやはり英語で検索です。
Youtubeに良い解決方法を載せている方がいたのでこちらで初回します。
1:35辺りからですね。
ステップ:
1. Windowsの設定から「更新とセキュリティ」を選択
2. 「回復」から「今すぐ再起動」を選択
3.トラブルシュートを選択。
4. スタートアップ設定で「ドライバー署名を強制しない」を選択。ちなみに数字の7を押します。
5. 再起動されたらG1ソフトウェアを右クリックで選択し、「管理者として実行」で開く。
これで通常の手順の通りにX1T-CをPCにつなぐとちゃんと認識されファームウェアをアップすることができました。
同じ問題を経験されている方はぜひ試してみてください。