2017-10-29

アダムス・ファミリー初日!

テーマ:演劇

本日、ミュージカル『アダムス・ファミリー』初日! 昼公演、夜公演ともスタンディング・オベーションで、大成功・大盛り上がりでした。

今日のお昼のモーティシア役は、初演に続いてますますの名演で魅せる真琴つばささん。そして夜公演の「ゴメスの二人目の妻(!ゴメス役の橋本さとしさんのソワレ時カーテンコールでのお言葉より引用しました!一夫多妻制?!)」の壮一帆さんも華麗にセクシーにモーティシアを演じておられ、ダブル・キャストの両バージョンとも、どちらも是非ご覧いただきたい素晴らしさです。

初演に続き、アダムス家の娘ウェンズデーは昆夏美さん!ゴス・ディーバという新たなヒロイン像を開拓された偉業に拍手!
アダムス家のおなじみ執事ラーチは、初演に続き澤魁士さんが、一見怖いけどすごく愛しい、という存在感で演じておられます。
そして、ゴメスの兄、中年ニートのフェスターを、初演に続き、超絶歌唱力で今井清隆さんが熱演。初演のキャスティングが決まったときは「ミュージカルスターの今井さんが、”三の線”なフェスタ―役って、ほんとにいいのでしょうか?!」とかなり驚いたのですが、今はもう、ストーリーテラーの大事な役であるフェスタ―は今井さんとしか考えられなくなっています。
今回のアダムス家のグランマは梅沢昌代さん。名女優さんが、これもアダムス家流に「思い切った」変身をなさって、見事です。
長男パグズリー役は、今回実はなんと女性で、庄司ゆらのさん。パグズリーは物語の要になる役なのですが、庄司さんがとにかく上手に演じておられ、びっくりです。
(初日の今日、初演時にパグズリー少年を演じて、今や成長して青年になられた菊池銀河さんと玉沢威穏さんが揃って観にきてくれました!)
 
そしてそして、初演時に本作で読売演劇大賞を受賞された橋本さとしさんのゴメス、世界レベルで最強だと思います! 高齢者もニートお兄さんも抱えて実は苦労が多いはずなのに、家長ゴメスはジョークを言いながら、祖先とともにラテン魂で生きている。こんな役、橋本さん以外に誰ができるでしょうか??
 
そして、今回のバイネッケ家の三人家族、ウェンズデーの彼氏のルーカス役・村井良大さん、お母さんのアリス役・樹里咲穂さん、お父さんのマル役・戸井勝海さんが、本物の三人家族にしか見えなくて、すごくいい雰囲気なんです! 
普通にブロードウェイにこのミュージカルを見に来たアメリカ人にとって、まず感情移入するのはバイネッケ家の方の人々のはず(日本人もそうでしょうが)。特に、アメリカの保守的な「普通の」家族は、「ニューヨーカー? カルチャー? ふん!!」という反感を持ちがちですし。…それでも、こわごわやってきて、精いっぱい礼儀正しく、アダムス家という異文化を「理解したふり」をして頑張る健気な戸井さんのマルが、「あー本物のアメリカ人のよう!いいなあ!」としみじみ思えます。こういう風に「立派に振る舞わなければいけない」と思っているアメリカの普通のお父さん像って、わたしとっても好きなんです。その妻アリスも、旦那さんに実は不満があっても一生懸命趣味のポエムに励んで前向きに生きようとする可愛い主婦。ルーカスは、普通にいい子なんだけど、その普通さに飽き足らなくてちょっと不思議な世界にも興味があったため、ウェンズデーを選んだのかもしれず、その勇気を村井さんが素敵に演じておられます。この三人が、劇場でのオケなし通し稽古の時に、出番前、三人並んで客席に座っていらしたのが、なんだかものすごくラブリーな光景で、バイネッケ家最高!と思いました。第一幕の最後の方、観客を魅了しっぱなしの樹里咲穂さん、なんと今日がお誕生日だそうでして、いろんな意味でとってもおめでとうございますな初日でした。
 
と書いているうちに、日付が変わってしまって「今日」ではなくなってしまいましたが、10月28日初日でした。
森雪之丞さんの詞も超最高(初日は森さんと色々お話しできて幸せな目黒でした!)な、『アダムス・ファミリー』、絶対に観に来てくださいね! KAAT公演は11月12日までです!

 
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