Aka | 上京パンダ

上京パンダ

東京四年目のパンダ。

パンダ、献血に行く。




先日の散歩の帰り道、何の気なく有楽町にある日本赤十字社の献血ルームに行ってみた。この前の帰省で同僚に買って帰ったお土産が自分でも食べたくなって、有楽町駅そばの交通会館にある出身県のアンテナショップへ向かった。お目当ての素朴な味のおせんべいは置いてなくて、とぼとぼと帰ろうとしたと建物の6階に献血ルームがあるのを見つける。前から行ってみたかったけどきっかけがなくて行ったことがなかった献血。思いがけず行ってみることに。


今回の落書きは採決前と後の待ち時間に、もらったパンフレットに描いたものをそのまま拝借。
想像してたのとはちょっと違ったかな。




意を決して受付へ。初めてでわけもわからぬところ優しく対応していただく。申し込みの書類をかきかきしたり、確認事項がもろもろある。しばらく海外渡航とか病気もないのでとくに問題はなさそう。初めての証のカードを首からかけて、名前の代わりになる番号のかかれた紙を手首に巻く。




荷物をロッカーに入れて呼ばれるまで待合室で待機。室内はすごくきれいで待合室は大きなソファや机がならんでいてすごく広い。 水分をしっかり補給してくださいとのことで、紙コップで出てくるタイプの自動販売機(お金いらないから販売じゃないけど)でいわれるがまま水分を補給。お金を入れずにジュースが出てきたのは生まれて初めてかもしれないな。

とか思っているとお呼びがかかり、説明を受けて血圧を測定したあと奥の小部屋でドクターの問診を受ける。ここでも健康状態から病歴等いろいろと質問を受ける。





その後はまず検査のために少量採血する。本番と逆の腕で血をとる。目の前で何かの検査キットで採った血を調べる。薬品につけると血液型が分かるらしい。パンダの血液型が判明!濃度も問題なしとのことで採血の準備ができるまで再び待機。






そばのいすに座っていると飲み物をすすめられる。血液は水分なのでしっかりと水分補給することが大事らしい。横においてある紙パックの飲み物をいわれるがままに2本飲み干す。お呼びがかかるまでしばし休憩。




15分くらいしてお呼びがかかり、リクライニングベッドみたいなシートにあがって横になる。足元にはモニターがついていてTV放送が流れている。これなら暇しないね。となりの机には何やら小型の装置ともろもろの器具が並んでいる。思ったより小さい装置ですむんだね。まわりには20台くらい同じようなシートと機械が並んでいる。




本番のほうの腕に針を刺して採血スタート!うぃんうぃんとポンプが音をたてて血を吸い取っていく。紅い液がチューブ内を通っていくのが見える。血が抜けていっている感覚はあんまりしない。機械の前面に設定した採血量が表示されていて、血液が入っていくにつれて徐々に値が減っていく。
採血のあいだ、手を握って開いてを繰り返したり、足をのばしたりする運動をするように言われる。採血後にふらふらしにくくなるそうだ。看護婦さんと話したりTVをみたりしながら終わるのを待つ。





設定量の採血が終了!今回は400mL。15分位かかったかな?チューブを熱で溶かして止めて密封。装置の中から血の入ったパックを取り出す。こうやってみると400mLって結構な量になるのね。止血して説明を受けて終わり。待合室へ戻る。





採血後は休憩が必要なので待合室で休む。書類を渡すとアイス用の木のスプーン的なやつをもらえて、冷凍庫に入ってるアイスが食べられる!わーい。チョコアイスを食べながら休憩。地図みたりパンフレットにこの落書きをしたりして休憩する。飲み物のほかにお菓子も置いてあるのでいただける。こういうのがあると、気分よく献血に来られるね。人の役にもたてるし。




しばし休憩して献血ルームをあとにする。次に献血できるのは3か月後とのことで、また機会があったら来ようかな。献血後に気分が悪くなったりすることがあるみたいで、すぐにしゃがんだり、ホームの端を歩かないようにとか注意を受けたけど、特にふらふらしたりすることもなく無事家に帰れました。





休憩がてらにちょっといい事ができた気がした、有楽町はじめての献血体験でした。



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