その3からの続き…
ほりのバーガーを出発して国道24号線を北上する。
平城京を越え、国道163号線に入ってからは東へ向かう。
途中、面白い建物を見つけたぞ。
集合住宅の屋根が瓦なのだ!
さすが古都奈良!
街中を走っていて気付く。
小さな神社や無人の祠も綺麗に手入れされ、色褪せていないのぼりが立てられている。
信仰が活きている感じがする。
こんなことに気づけるのも原付二種の旅ならではであろう。
17:00 笠置町キャンプ場
木津川の河原にあるキャンプ場。
奈良と京都の境目で、ギリギリ京都側。
市街地からも近く、徒歩圏内に温泉施設もあり便利なキャンプ場。
1泊600円。受付で温泉施設の割引券が貰える。
乗入れ可、直火可。ゴミは分別回収有り。
至れり尽くせりのキャンプ場と言えるが…
大人気に付き、大混雑である。
戦時下の難民キャンプの様だが、皆笑顔だ(笑)
テントを設営し、あみぃさんはライディング用の革パンからジーンズに履き替える。
ここであみぃさん、痛恨のミス!
ジーンズのベルトを忘れてしまった様だ。
だが、安心して欲しい。
「こんな事もあろうかと!」の口上からベルトを1本進呈した。
ツーリング中はベルトの予備を持つのがJoker流。
現地の美味しい物を食べて、ベルトがちぎれても安心なのだ!(笑)
17:30 温泉施設
早い時間だったので割と空いている方かな?
あのキャンプ場の人達が大挙して押し寄せたらキャパシティオーバーは必至。
前日は野宿だった為、風呂に入れなかったので助かった。
約1時間掛けてのんびり入浴~サッパリしたぞ!(笑)
18:55 ファイヤー!!
陽も沈みかけて、いい感じに涼しくなってきたぞ。
では、今回の新兵器(笑)
ロゴスのピラミッドグリルミニのそっくりさん、
Campingmoon X-MINIの登場である!
あみぃさんは本物のピラミッドグリルミニを使用。
うっ、LOGOSのロゴプレートが眩しいぜぃ!(笑)
それぞれが野外料理対決の作品を作りはじめる。
あみぃさんはスキレットでスープカリーを作りながら、鉄板フライパンで唐揚げを作りはじめている。
スーパーに立ち寄っても居ないのに凄い食材の準備だ。
Jokerの材料はコレだけ…(笑)
自作アルコールストーブに炊飯分量のアルコール燃料を注入し、飯盒をセットしたら後は全自動炊飯。
焦げ付く前に自動的に燃料切れで火が消える。
アルコール燃料ならではの柔らかい炎で、部分焦げも心配無し。
無敵の炊飯システムなのである。
炊飯が終わるまでは粗びきソーセージを炭火で焼いて頂く。
あみぃさんと乾杯してソーセージをアテにビールを飲む。
炊飯も終了し、蒸らしに入ったので調理再開。
蟹の穴が出来るほどの炊き具合だぞ?(笑)
ここでJokerに痛恨のミス発生!
ダイソー角型スキレットと、オリーブオイルを家に忘れて来たことが判明。
(帰宅後、玄関に置き去られたスキレットとオリーブオイルを発見した)
駄菓子菓子、こんな事で慌てるJokerではないぞ?
コッフェル付属のステンレスフライパンはとにかく焦げ付く。
調理には全く向かない。
そうだ、シェラカップはそれなりに厚みもあるし行けそうだ。
かくしてシェラカップでの調理を余儀なくされたが…
アウトドア感が演出できて、災い転じて福と成すだ(笑)
シェラカップに焼鳥缶タレ味を移して、お水を少々加える。
空き缶に卵を落とし、軽く掻き混ぜる。
焼鳥タレがクツクツしてきたら、溶き卵をシェラカップに投入する。
卵が好みの固さになったところで、ご飯の上に掛けて完成!
卵が無くても美味しいので、ツーリング中お買物が出来なかった時の為の非常食として持っているのだ。
さて、非常食をアレンジするJokerとは対照的に、あみぃさんの食卓は充実している。
スープカレー、唐揚げ、焼き獅子唐、だし巻き卵…
アウトドア料理人としては素晴らしいスキルをお持ちだ!
夜も更けて、そろそろ眠くなってきた…
簡単に後片付けを済ませ、各々のテントに潜り込む。
するとどうだろう?
テントに入って数分であみぃさんは眠ってしまった。
何故、眠った事が判るのかって?
夜のハミングが聴こえるからさぁ!(笑)
そしてJokerも眠りに堕ちる。
周囲のテントよ、刮目せよ!
Jokerのハミングボイスを朝まで聴くが良い!
逃げ場なんてありゃしない!
音速で襲い掛かるぜぇ!(笑)
周囲のテントの皆様、ゴメンナサイ…
次回予告:
天気予報では明日は朝から雨!
そういや夕方、山の方は鉛色の雲に覆われていたっけ…
次回、その5 天候は持つのか?
頑張ってくれよ、メラルーちゃん(笑)