JAZZ耳養成マガジン第17号
今回のお気に入り曲は、「オフス・デ・ロホ」と決めた
一番の決め所は、リズムセクションのみで聞かしてくれたジャズ
前回の16号も、同じリズムセクション
こちらは、ビル・エヴァンスを中心に、じっくりと聞かせるジャズ
今回は、ノリノリの、楽しさを感じさせてくれる演奏
題名がどんな意味を含んでいるか見当がつかなかったので、
グーグル翻訳で、調べたら
Red eye
赤い目?
何をイメージして、赤い目としたかもまた不明だが
不気味というよりは、魅惑的な側面が強く感じられた
まずはレイ・ブラウンのベース
音が力強く、しっかりと響かせる上に
高速で対応する指使いで、メロディラインも楽しめる
さすがは、ジャズ演奏で著名なベース奏者だ
続いてピアノは、シダー・ウォルトン
この曲を聴くまで、ほとんど知らなかった
この曲の作曲者だそうだ
題名といい、曲想といい、どちらかというとラテン系をにおわせる
体内に、ラテンの血が流れている?
テキサス州ダラスの出身で、ニューヨークで逝去だから、関係なし
「強く弾いても音の美しさが崩れない」
「『鈴の音』と形容される、ピアノタッチが彼の特色」
(Wikipediaより参照)
和音の打音といい、メロディーといい、
ピアノ演奏の良さを、存分に響かせている
ドラムスが、エルヴィン・ジョーンズ
最初から最後まで、彼の叩く音が切れ目なく続いている
特にシンバルを叩く金属音が発する、ノリの良いテンポが、
ラテン特有の打楽器のニュアンスを、醸し出している
だから、何度も、繰り返して聴いても、
全く、飽きない
いい気分になる
リズムセクションのメンバーだけで、
こんな気分のジャズを味わわせてもらえるのは、
珍しいなあ~~