今日も映画の紹介です。
実は本作品はシカゴのリーダーシップの最終クラスで、"How to persuade majority"というトピックで観たものです。
ヘンリー・フォンダ扮する主人公が、他11人の陪審員を説得していく映画ですが、一般の社会や組織でも、自分が少数派になるケースがあると思います。
そういった際に、どのように他者を説得していくか?のテクニックや考え方を映画とデータに基づいて学ぶというものです。
簡単にまとめると以下4点になります。
1, Build commitment to listen - まずは聞け。いきなり議論をふっかけるな。
2, Build credibility - ソクラテスのように問いを投げかけ、相手にも自分自身を説得させろ。初期段階で「自分vsその他大勢」的な空気を作るな。
3, Break the other side's unanimity - ギャップを徐々に埋めて、包容力のある「我々vs君」的な空気を作れ。
4, Apply normative pressure - 最後押し切る際に、場の空気から生まれるプレッシャーを味方につけよ。
分かってはいるものの、なかなか実践できないですよね。
特に、1番なんか、まったく逆をやってしまうことばかり。つまり、最初から戦いにいってしまう。。。
時間が限られていたので、場面場面しか観れなかったですが、もう一度観てみたい映画ですね。
昔一度観て、非常に感動した作品ですので、リーダーシップ云々など気にせずに楽しめる作品です。