去年、息子のクラブチームで一級上の上手なNくんが辞めてしまった。

ママさん曰く、チームの高学年練習(3年生でも基準を満たせばコーチが声をかけてくれる、兄弟だと1,2年でも入れる場合がある)でコーチが厳しく、言われる内容にも納得出来ず、いつも帰りの車の中で泣いていたそう。

とても残念だったし、息子も追いつけ追いこせでライバル視しとったので、そんな風に辞めてしまいショックだった。

2個上の上手な子も、同じ理由で辞めてしまった。叱られてまでやる事じゃない、という親の方針。

息子も高学年練習に参加を検討していたので、1学年上のママに話を聞いとって、でもNくんでもついていけなくて大変だったみたいよねと言うと、

それは違う、Nくんはアーリークロスとかロングキックばかりするけど、コーチがショートパスで繋ぐように言うと、不貞腐れたりしていたらしいよ、と。

Nくんはキック力がすごくて、それを自分のストロングポイントだと思っとるから、それを封じられるのがすごく嫌だったようだ。

それで練習に行けなくなり、辞めてしまった。

チームのプレースタイル、監督の思い描くサッカーが自分の好きな、強みを活かせる形とは限らない。

プロなんかまさに、そればっかりだろうなぁ。

最近見たスイッチで、森保監督が明石家さんまさんに、上手いから良いわけじゃない、野球だって9人4番バッターだったら困る、全体のバランスがある、というような事を言っていた。

だから、何でオレのが上手いのにアイツが!!現象が起こるし、そこで涙を飲める肝力が必要なのかも。

それで思ったけど、自分の強みややりたいプレーと、チームに求められる役割はごっちゃにしないほうが良くない?全く別のレイヤーと考えると、自分にとってマイナスにはならんと思うんよ。

例えばいつもはフォワードでやっとるのに、何かのセレクションでバックになったとして、

それはそれ、これはこれ、と割り切れる子は強いと思う。

さくっと切り替えて目の前の事にフォーカスできるか。

生きていれば、思い通りにならない事ばかり。
自分は何一つ悪くないのに、歯車がスムーズに回らんわけよ。

このコンテンツにもあるように、



あるとき日本人留学生が、怒っていました。確か「俺はもう帰国の飛行機を予約した。それなのになんで大学側は急にスケジュールを変えたんだ、飛行機に乗れないじゃないか」みたいなことでした。

 すると中国人の学友が言いました。「それが社会だよ」


理不尽なことが起こることは織り込み済みで彼らは生きている、

それが大人ってやつなのかしら。

私も中国へ行った時、ガイドさんが連れて行ってくれる万里の長城だとか、現地の大学に通う友人に連れて行ってもらった東京のような街、どこへ行ってもすごいエネルギーだった。大国だ、と感じた。早朝から公園で太極拳をやったり、➡️↗️⤴️↘️のイントネーションだったり、黄砂の北京に絹工場、人の多さ、良い意味での自己中心的価値観。春節の大移動なんか広い国土を何日間もかけて大混雑の中帰省するんだからねぇ。規模が違う。

下の画像はただのかわいい中国っぽいオバさん。



母のお気に入り面白画像フォルダに入っている。

話を戻して、理不尽な出来事に全力で反応して感情を絡まらせる必要はないから、被害を最小限に留めるためにも、どこかで割り切ってプラス思考に持っていく、と言う事を、強く生きる姿勢を、身につけて欲しい。

サンデーうぇぶりで読める、BE BLUES!というサッカーマンガも、主人公が友人を庇って大怪我をして、その理不尽に愚直さで乗り越えようとする姿が、ただただ感動。事故の後遺症から逃げたり言い訳したりせず、ひたすら自分にできる事をして研鑽するの、ホント泣ける〜!!
お時間ある方は是非読んでみて欲しい。


息子の強い身体のための発芽米!!↓



『理不尽な出来事と、自分の感情は別のレイヤーで処理する。』

これが、第一段階。

この理不尽については、別の角度からも書きたいので、続きます。


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