丘 奈凰妃(おか なおひ)が、

「見えないものを見る人」
「ほんとうのこころの声を通訳する人」
「あなたのこころをぽんと押す、ヒーラー兼石屋」
にころがるまでのストーリー。

前回の記事は 37. そしてはじまる就職活動「レールがない…!」でした。

 

 

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話は大学の講義に戻ります。

 

3年になって、レベルの高い演習に、ヒィヒィ言いながらなんとかついていくわたくし。

 

何話か前に、自分はお茶大でゆるーく大学ライフしていたのに、「女子大の最高峰」っていうキャッチコピーがじわじわ来るみたいなこと書いたけど、


………


………

 

はたと気づく、この授業のレベルの高さが、女子大の最高峰ってことだったんじゃね、って。

 

うん、今更すぎ。

 

 

とにもかくにも、4年になると、本格的に卒論に向けて取り組むことになります。

 

ゼミは近現代を選択いたしました。

 

他の子みたいに多読でもなく、特定の作家や作品を深く愛していたわけでもなく、なんなら人生における読書量のピークが小学生だったわたし、どうしよう? となります。

 

 

そして選択したのが、岡本かの子。

 

「芸術は爆発だ」で有名な岡本太郎氏の母であり、仏教研究家、歌人であり、さらに女流作家として花開こうとしていた人。

 

おかっぱカットがいい味出てるわねっ

 

 

なぜ彼女に惹かれたのかと改めて考えてみると、

 

なんちゅーかな、すごく肉感的だったんだよね、この人。

 

見るからに、生々しい感じするじゃん。

 

生きてるー!!って。

 

 

夫の岡本一平氏は朝日新聞の漫画記者で、有名な漫画家さん。

 

さすが、あの太郎氏のご両親だけあって、芸術家一家! という話なんだけれど、太郎さん以前に、かの子さんがかなりぶっとんでて。

 

お嬢様育ちだから家事能力はない、一平氏とは結婚したけどプラトニックを貫くって言いだすとか、年下の高学歴美男子と恋に落ちてラブラブとか(人生に渡って、夫公認で年下美形の愛人が何名もいらっしゃいました)、そんな中夫はかの子さんにべた惚れで尽くしまくっていたとか。

 

夫婦ともに成功しだしてからは、一家でロンドンに洋行したりなどの前衛的な自由さもあったりして。

 

まー、なんちゅうの、すげえ、「生きてる」よね!!

 

 

かの子さんって、決して美人じゃないんだよね。

 

でも、美しく情熱的に生きたい、という感じがとても強くあった人だとおもう。

 

しかも、小説が認められたのは晩年になってからで、小説家として名をなしたいのに、「仏教界の女流アイドル」的な持て囃され方をされるのに満足できなくて、すごく葛藤していてさ。

 

その辺の、「わたしはわたしでありたいんだ!」っていうストレートな熱の塊と豪胆さ、それが世に受け入れられない葛藤の中から作品を生み出していく生々しさ、耽美妖艶な作風の中に滲む繊細さ、などに惹かれたのだろうな。

 

 

そして、卒論を書いていた時は知る由もなかったけれど、結婚や離婚、仕事のことなど含め、その後のわたしの人生は、かの子さんのように、世間から見れば割と「ぶっとんだ」方向に舵を切ってゆくことになります。

 

つまり、まだ見ぬ自分自身のあり方として、惹かれていたんだろうね。

 

宗教に生きるあり方を求めたこと、自由恋愛と逆ハーレム、やりたいことを主張する姿勢、手にした名声と葛藤、世界を股にかける自由さ、パートナーや恋人熱烈に愛され支えられ続けた女性としての生き様。

 

当時のわたしは、20歳そこそこの小娘だったから気づかなかったけど、きっと、色々な面で憧れの人だったんだね。

 

 

 

 

今になって、激しく納得しました。

 

かの子氏のことを書いていたら思いの外盛り上がってしまった……。

 

次回は本筋の、卒論を提出するまでの話をいたします。
 

 

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次回、

39. 今でも悪夢に見る卒論の話

 

の予定です(20時に更新しています。更新したらリンクを貼りますね)。

 

 

 

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