最終章:華の皇 | ジョニーの間 2010

最終章:華の皇

A「やっと・・・やっと出会えたな」

B「フン・・・待ちわびたぞ。小僧。」

A「それは済まなかったな。だが・・・気にするな。 す ぐ に 終 わ る」

ブゥゥゥゥン・・・!

A「ハァァァッ!!カオウ・キュキュット ・ブラスタァァァァァァ!!」

B「ぐっ・・・!この威力・・・!」

A「父の仇だあああああ!!」

B「何・・・・・!そんなバカな・・・!私の汚れが・・・す す い だ 瞬 間 キ ュ キ ュ ッ ト 落 ち て る・・・だとおおお!?」

A「・・・ここだ!カオウ・リセッシュ ・カノン!」


ドドドドドドッ!!


B「!?キサマ、何をした!?」

A「知れたこと!この空間一帯にカオウ・カノンを打ち込んだ!」

B「ぐっ・・・しまった!私の匂いが・・・消臭されてしまう!」

A「甘いな!俺は成長したんだよ!こいつは消臭タイプじゃない。微 香 料 タ イ プ だ!」

B「な・・・匂い付き・・!キサマ、いつの間に!!」

A「言ったろ、成長したって・・・。終わりだ。これが見えるか!?カオウの秘宝!クイックル ・ソードだ!」

B「秘宝まで持ち出すとはな・・・だがキサマに扱えるかな?」

A「ならば見せてやろう。これが俺の持てる全てだ!カオウ流奥義!クイックル・スライサァァァァァ!!」

B「とうとう奥義まで習得したか・・・!師として嬉しく思うぞ!!」


ガキィィィィ・・・・ン・・・・・!!


B「だが・・・甘い!!」

ズバッ!!

A「ぐはっ!くっ・・・そんな!奥義が防がれた・・!?」

B「フフフ・・・オマエにカオウ拳を教えたのは誰だと思っている?」

A「腐っても師は師・・・という事か・・・!」

B「確かに成長した。だがまだなっちゃいないな。」

スパッ!

A「・・・・・・な・・・・に・・?」

B「切られた事にも気付かなかったろう?しかし今のはただの衝撃波だ。私はただ高速で移動したに過ぎん。」

A「なんだ・・・この技は・・・」

B「知らぬだろう。おまえが思っている以上にカオウ拳の奥は深い・・・・」

ズバババッ!

B「ただの高速移動術であるが・・・私はこれを『バブ ・フローティング』と名づけた。」

A「グハアアアア!!」

B「まだまだ早い。この程度では私を倒せんぞ。」

A「く・・・ならば!はぁぁぁぁっ!」

B「・・・足掻くか・・・良いだろう。」

A(ここから先は・・・賭けだ・・・だが賭けなければ・・・この人には勝てない・・・!)

ズ・・・・ズズ・・・

B「・・・なんだ・・・?吸い寄せられる・・・?」

A「フ・・・フフフ・・・」

ズズズ・・・・ズズズズズ・・・!

B「フン・・そうか・・・この技は・・・」

A「カオウ・ロリエ ・グラヴィティ・・・!」

B「・・・それがどうした?これはただあ ら ゆ る も の を 吸 い 寄 せ るだけだぞ・・?」

A(まだだ・・・まだ引き寄せなければ・・・!)

B「まさか・・・これで私のカオウ・バブ・フローティングを潰した・・・なんて言うまいな?」

A(この技を打つには・・・「タメ」がいる・・・!逃げられない距離まで近づいてもらわないと・・・!)

B「・・・それとも・・・ここから何か発展でもあるのかな?」

A(かまうな!バレてもともとなんだ!)

B「おもしろい。乗ってやろう!!おまえの力を見せてみろ!」

ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・!

A(あと少し・・・・・・・ここだっ!!)


スッ・・・・!


B「?何をする気だ?」

A「さらばだ!師よ!!」

B「なに?」

A「カオウ・ケープ ・チェイン!」

ビシビシビシ!!

B「これは・・・拘束技の・・・!」

A「カオウ・エイトフォー 乱打!」

ブババババババババ!!

B「ぐはっ・・・!だが・・・そんなものか!?」

A「まだだ!おおおおおおお!!!」


ドン!!


B「な・・・宙に浮かせてどうするつもりだ・・!?」

A「ここだ・・・・この位置に来て欲しかったんだ・・・」


フオオオオオオオオ!!!

B「何だ!?何をするつもりだ!?読めぬ!」

A「我流・カオウ拳・一撃必殺奥義・・・・」

ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!

A「カオウ・アタック ・シューティングスタァァァァァァ!!!!」

B「ぐわああああああああああああ!!!」

ドズズゥ・・・・ン・・・!!!!!







A「ハア・・・ハア・・・」

B「フ・・・・見事だ・・・・弟子よ・・・」

A「まさか・・・まだ生きているとは・・・」

B「虫の息だがな・・・グハァ!・・・フフフ・・・どうした?トドメは刺さんのか?」

A「カオウ・アタック・シューティングスターは・・・・一 回 で 良 い んだ。そんなに乱発するもんじゃない。」

B「グ・・・ッ・・・!・・・なるほど。確かに・・・私の全ての汚れが落ちておるわ・・・」

A「師よ・・・あなたは偉大な人だった・・・しかし何故、父を殺したんだ!」

B「・・・・あれは・・・・父ではなかったからだ・・・」

A「!な・・・何をバカな事を・・・!」


B「ヤツはな・・・・スパイだった。だうに・・・ナントカと言っておった。それが何処の組織か、それはわからんがな・・・・」

A「だが、そうだとしても!それがわたしの父でないなどと!!」

B「ヤツの・・・だうにナントカという拳は・・・人の脳を非常にやわらかくすることができるらしい。その状態なら洗脳にかけることなど簡単なことだと・・・ヤツは言っていたな」

A「そんなバカな!じゃあ俺の本当の父は誰だって言うんだ!言ってみろ!」

B「フッフッフ・・・目の前にいるだろう・・・」

A「!?」

B「今おまえの前に倒れている男こそ、おまえの父だ」

A「そ・・・・そんな・・・バカな・・・・」

B「あながち嘘でもないと思っているんだろう?カオウ・クックル・ソードは・・・わが・・・いや、「我らが」カオウの血によって作動する・・・知らなかったわけではあるまい・・・」

A「ウソだ・・・!ウソだ!師が・・・父などと!!」

B「グハッ!!・・・・さ・・・最後の一撃・・・見事であった・・・我が息子よ・・・おまえが次の師になれ。伝えろ。全てを・・・」

A「そんな・・・私には!」

B「できるさ・・・旅をしろ。見聞を深め、技を磨け・・・そして弟子を見つけ・・・!!」

A「もういい!それ以上しゃべるな!!」

B「頼んだぞタクオよ・・・・フフフ・・・最後の最後に・・・充実した・・・・・時間であっ・・・・た・・・・」

A「父さん!?父さーーーーーーん!!!」















こんなん書いてたら1時間半以上もかかった件について

いや、書いてるこちらとしてはめちゃくちゃ楽しかったんですけどねwww

これは何か、おもしろい遊びを見つけたカンジですwwwww




迂闊に書き始めたら異常に長くなってしまったwwww

最初のほうと最後のほうで若干、設定が違うのが迂闊さを如実に表していますね!

だって当初の予定では導入部に使うだけのアッサリしたものだったんですもん!

それがいつも以上に手の込んだ結果に・・・!




何故こんな事になったんでしょう。

思えば寝てる時に「濯いだ瞬間キュキュット落ちてる・・・だと!?」とかいう文章を思いついたところからでした。

そしてそれをメモに取ったあたりから間違ってた気がします。


だって一昨日のブログで「寝るときにネタが~~」って書いたばかりだし・・・


そんなわけで!今日はここまで!また明日!!