ジョニー的音楽レビューvol.5 | ジョニーの部屋へようこそ

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果てなき夢を追う男、ジョニーの日々の記録



さて、今回も邦楽、歌姫でございます。
今回は、僕が高校生のとき、
テープが擦り切れるくらい
(テープが伸びて音が酷かった・・・)、
ずっと聞いていた、大好きな作品です。


椎名林檎
無罪モラトリアム


間違い無く、名盤だと思います。
林檎姫のアルバムの中で、一番好きです。
最初は、ん?とか思って聞いてたんですが、
じわじわと、自分の内側に入ってくる浸透力。
聞けば聞くほど、好きになるアルバムです。

僕はこれをテープにしか録音していなかったので、
もうテープレコーダーを持っていない現在、
ずっと聞けないでいましたが、
妹が友達から借りてきていて、
それをCD-Rに録音させてもらいました。

久々に聞いても、やっぱり良い!
と同時に、聞きまくっていた高校時代が
フラッシュバックしてきて、軽くトリップ。
込み上げてくるものを感じました。

さて、このアルバム。
というより、林檎姫の歌の中には、
ある程度音楽(ロック)の知識が無いと、
まったく理解できない歌詞がたくさんあります。
例えば、「丸の内サディスティック」。
まぁ、「ベンジー」は、元ブランキーの
浅井健一氏のことだと(思われる)わかりますが、
「ラット1つを商売道具に・・・」とか、
「ベンジーあたしをグレッチでぶって」とか、
普通わかんないっすよ。
僕もつい最近になって、何のことだかわかりました。

ラット→エフェクター(音を加工する機械)の1つ。
僕もすごく欲しい。

グレッチ→
写真は友達のブラックファルコンかな?だと思います。
グレッチというのは、ギターのブランドです。
確かベンジーは、テネシーローズを使っています。

僕は高校生の時には、正直、
シド・ヴィシャスだってわかりませんでしたもの。
「シドって、FFの?」みたいなね(笑)。

林檎姫の最近の歌を聞いていると、
何だか、レディオ・ヘッドのような進化の仕方と
似ているような気がします。
って言っても、「東京事変」はまだ
あまり聞いてないんですけれどね(笑)。

何にしても、
日本の音楽界の中で、
彼女は稀有な存在であることは、
間違い無いと思います。
これからも、是非活躍してもらいたいです。