彼はひきこもりだった・6 | ラッキースターボクシングクラブ
2019-04-17 01:10:17

彼はひきこもりだった・6

テーマ:ブログ

続き

彼が応募したいという会社は、
建築業の分野に属する業種であった。
現場での仕事であり、体力も必要となるため、
ジムで練習を再開して、
体力をつけて仕事に臨みたいのだという。

まず、履歴書に目を通し、細かい部分を添削する。
次に、面接のロールプレイングをする。
面接で想定される応募者への質問に加え、
まったさく関係のない事柄の質問をぶつけ、
イレギュラーへの対応力を強化する。
最大の問題は、高校中退からこれまでの空白の期間だ。
ストレートに「何もせずひきこもっていた」と
答えるのはさすがにまずいだろう。
うそをつくことはまずいが、
何もかも隠さずに正直であることも良いことではないのだ。
それは「融通が効かないやつ」と思われてしまうだろう。
時にはその場その場をうまく切り抜ける
立ち回りのうまさが求められることだってあるのだ。

そこで、彼と相談し、
「この空白の期間には何をしていたのか?」と聞かれた時、
相手を納得させられる内容の答えを用意した。
そのうえで何度も面接のロールプレイングを繰り返した。
「胸をはってあごをひけ」
「相手の目を見て、そらさずに話せ」
「あわてずにゆっくりでいいから、ていねいに話せ」
「語尾をはっきりと」
話す内容だけでなく、話しかたまでこと細かく注意した。
彼は、ここでも指示されたことを確実に身につけようと懸命になった。

続く

 

 

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