彼はひきこもりだった・5 | ラッキースターボクシングクラブ
2019-04-16 00:41:23

彼はひきこもりだった・5

テーマ:ブログ

続き

彼がジムに戻ってきたのは、
それから1年版ほど後のことだ。
ふらりとジムに入ってきた彼には、
少し照れくさそうな表情が見えた。
少し人間らしい面が出てきたなと感じた。
「また試合目指すか?」とたずねると、
「それはもういいです」と言う。
試合出場は頭にないが、練習は再開したいと言う。
たずねたことにはっきりと自分の言葉で答える彼に
以前よりコミュニケーションをとりやすくなったと感じた。

1週間ほどたった後、
「相談したいことがある」と持ちかけられた。
何かとたずねると、
「就職したいが、その相談にのってくれ」と言う。
就職先を紹介してくれといったことではなく、
履歴書の書きかたや面接に関して、
アドバイスをほしいということである。

その少し前の時期であるが、
ひきこもりの練習生を対象にして、
就職関連の支援をしていたことがあった。
私は、ジムを開設する前も現在も、
広告の仕事に携わっている。
現在はコピーライターとして広告制作を手掛けているが、
もともとは広告代理店の営業職として、
求人広告の営業を長く続けていた。
その際に得た知識やスキルをもとにして、
就職関連のアドバイスをする支援サービスを行なっていた。

彼はそのことを目にしていたのだろう。
私にアドバイスを求めてきた。
「わかった、では、応募したい会社の資料と、
 履歴書を持ってこい」と彼に指示した。


続く

 

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