過去の今日　ガソリン、ルリクワガタ、ホソツヤルリクワガタ

ジョニーです！

お世話になっております。

今日の採集

本日3月20日は

2010年：大菩薩でホソツヤルリクワガタを採集した日です。

2011年：ガソリンを給油出来た日です。

2012年：奥多摩を通り抜け丹波山村でルリクワガタを採集した日です。

2010年3月20日

いつもと違う大菩薩のポイントに侵入

これは橋です

幼虫

当たりを引いたのかな次々に

やっぱり、ホソツヤはいいですね。

最近行っていないので・・・行ってみようかな。

これも橋です

2011年3月20日

給油できませんでした

東日本大震災があった年です。

忘れてはいけませんね。でも、やっぱり記憶から離れて行ってしまいます。

当日の日記（未加筆、長文失礼）

忙しく疲れた一週間、片道4時間、車での出張もあり、やっと週末を迎えようとしていた。今週末の連休は採集を控えて疲れた体を休めて、注文したメガネを取りに行く予定。
いつもの通りに、会社の3階のデスクでパソコン相手に仕事をしていると、地震だ。
安普請の社屋3階はい大型車が通っただけで揺れるので、慣れっこになっているが、車か、地震か位は私でも分かる。長い揺れ、だんだん大きくなる揺れ、かなり大きいな。それでも、冷静に収まるのを待つ。収まらない。
立ち上がって、周囲の様子を伺いながら、備える。
まだ、収まらず、大きくなる。
誰かが声を上げる「通路を確保」
「ヘルメットを被れ」
「机の下に隠れろ」自分で声を揚げ
机に身を隠す。
収まる気配は一向にない。建屋が崩れたら、この机は持つだろうか。そんなことを思いながら、只々、収まるのを待つ。
机の上から書類や、物が落下してくる。
こんな地震は初めてだな。と、考える。

収まった。
船酔いしているような状態で、机から這い出した。
書類は散乱。デスクトップのパソコンは落下寸前。
凄かった。生きた心地がしなかった。

続けざまに先ほどより弱い地震が来ているのか・・・よくわからない。
自宅には両親がいるので携帯から確認。すでに通じない。
会社の電話から、自宅の電話にTELすると、母親が出てくれた。両親とも無事との事。
ジョニーおくさん、愚息の、ボブとピエールには連絡がつかない。
何度か、全員にメールを入れる。当然、確認は出来ない。送れているのかさえ分からない。

その後は、5分おき位に繰り返す揺れで、仕事にならず。

ネットでは大津波警報、がビシバシ。震源もわかり、とりあえず、近場の安全が確認された。

帰宅時間の頃になると凄いことになっていることが徐々にわかってきた。
それでも原発は自動停止と聞いていたので一安心して帰路に着く。

帰宅後、家族全員の無事を確認。
ところが、大津波、原子炉崩壊と、被害が拡大していることがわかってきた。
万人規模の死者。
地震、津波、これは天災である。
原発災害、これは人災。
想定外の地震といえども、対応が悪すぎる。
東京電力は無くなる。日本がなくなってしまう事態を招いているのだから。

電車は止まり、計画停電実施。
3/16
15：20から計画停電の予定。
会社のサーバーが落とされた。
自前のパソコンも電源を落とすように放送がされる。
でも、きりが付かずに15：43
電話中、いきなり、ディスプレーだ真っ黒になり、電話が切れた。
窓から見える信号も灯っていない。
16：00に帰宅指示。
信号が無い中、所々の大きな交差点には警察官が手信号。
安全第一。注意深く運転。
自宅も同じ、八王子で同じグループ、距離にして6.5ｋｍ
ことごとく、信号が停止している。自宅にTELすると
能天気な母親の声・・・・齢を重ねると怖いものなど無いように元気である。
「どうしたの、停電ならないね～」
同じ八王子の同じグループでも、停電した地区とそうでない地区があるようだ。
昨日もそうだった。

18：00近くになると、ジョニーおくさんも仕事から帰ったので、駄目元でスーパーに行ってみると、駄目だった。
足りなくなっているコメが売っていない。
それ以外も、何も売っていない。
魚介類だけが、日持ちしないものだけは、すでに半額のシールが貼られて売っている。
しばらくは刺身が安く食べられるか。
明日はお昼過ぎからの停電予定。
よって始業時間は1時間早い7：30から・・・緊急連絡網で連絡が入った・・・
ガソリンは2時間待ち、出社するときにはすでに並んでいた。スタンド渋滞が起こっていた。
明日も同じことの繰り返しだろうけど、ガス欠になったら自転車通勤にしよう。

個人的には馬鹿ばかりやっているから、九死に一生は数度経験している。それは個人レベル
が、それを日本そのものが今、直面している。
生きている中で、以前も、以後も、これほどの事はないだろう。
それを忘れないためにここに記す。
必ずや立ち直る日本をこの目で見よう。絶対に負けない。