飛び立つ。

最近、子供達がはまっていること。

庭のレモンの木にいる、アゲハチョウの

幼虫を育てて、羽化させる事。

と、

自分達が食べた野菜、果物の種を植えて

育てる事。

メロン、スイカ、ミニトマトは

食べた後の種を植えてた。

キュウリとバジルとラベンダーは

種を買ってとせがまれ、購入。

毎日、水をやり。

日光が当たる場所まで鉢を移動させたり。

芽が出た！と喜び。

葉が出た！と喜び。

茎が伸びた！と喜ぶ日々。

アゲハチョウの幼虫が

黒から緑になり、幼虫が蛹になり、

毎日毎日、親のように見守り、

育てたアゲハチョウが、とうとう

羽化する時。

子供達とずっと見守っていました。

羽化したばかりの蝶は

羽を乾かし、

じっと飛ぶタイミングを

待っているかのようでした。

娘は、

心配そうに、

風が強いから

飛びたくないのかな？

大丈夫かなぁ？

と言ってました。

羽化して、1時間程経った頃。

アゲハチョウがパッと飛び立ちました！

子供達が

飛んだ！！と大喜び！

(ご近所の皆さんお騒がせしました。)

飛び立った

アゲハチョウをしばらく見つめて、

娘は、大丈夫かなぁ？

この後、雨降りそうだけど

濡れないかなぁ？

と心配してました。

大丈夫だよ。

あの子はきっと大丈夫！

雨が降っても、風が吹いても、

自分できっと休めるところを見つけるよ！

と娘を励まし、蝶育てがまるで子育てのようだと

思ったのでした。

何匹かアゲハチョウが

羽化して飛び立つ所を見て思ったんです。

個体差で、すぐ飛び立つ子もいれば、

ながーく、じっくり待って飛ぶ子もいる。

え？今、この状況で飛ぶんかい⁈みたいな

子もいる。

蝶にも個性があるんだな。

蝶以上に個性で溢れてるはずの人間。

その成長の仕方だって様々なはず。

飛び立つ時は自分のタイミングで

飛んでもいいはず。

周囲の人間が、口出す事じゃない。

飛びたい時に飛んでいいんです。

大丈夫、君が飛び立ちたいと思う時が

ベストな時だから！

移動教室。

我が家の不思議君。

次男は6年生になり、この間

日光の移動教室へ行ってきました。

だからどうした。

って思うかもしれませんが、

次男君にしたら、凄いこと！

4年生の後半からホームエデュケーション に

切り替えて、自分の好きな授業だけは

ちょこちょこ行ってた彼が、

6年生になったら、急に登校するように…。

担任の先生の話では、

普通に授業中、手を上げて発言するし、

給食当番も率先してしてくれるし、

お友達とも遊んでます。との事。

ブランクを感じさせないほどの

学校生活。

相変わらず、宿題はしてませんでしたけど。

5月の日光移動教室には、絶対に行く！

と決めていた彼。

いいけど、偏食なので

食べれる物があるのか？

本当にマイペースなので、皆んなについて

行けるのか…

生きて帰ってこれるのか？？

担任の先生に相談すると、

保冷バッグに彼の非常食を

詰めて持たせてくれるとの事。

冷蔵庫に保管して、食事する度に

彼に渡してくれるので、そこから

必要な分を出して食べる。

という画期的なサービスを受けれる事に！

これで、きっと生き残れるはず！

ゼリー系

さけるチーズ

ナッツ類

ご飯のお供、ふりかけ、のり。

などを入れて持たせました。

私からしたら、絶対

大変そうなのに、なんでそんなに行きたいの

かしら？と思い彼に聞きました。

だって、行ったことないじゃない？

初めての事は、僕絶対やりたいの。

あ、そう。

いつものやつね。

未体験に挑戦したい症候群ね。

移動教室前は学年でのオリエンテーションや、

しおり作りや、係り決めなど

準備する事も沢山あり

なかなか家では味わえない緊張感が

あったと思います。

目をパチパチさせるチック出てたし

まぁ、でも、

何だかんだ言っても、楽しく体験して

帰宅しました。

家族へのお土産は一切なく、

お小遣い2000円分を全部つぎ込んで

買った、猫の貯金箱でした。

流石。

移動教室後は、

目標達成したからなのか、

しばらく学校はいいや。

ってホームエデュケーション に

切り替え中です…。

まぁ、よく頑張ったなと思います。

無事に帰ってきてくれて良かったです。

学校の先生方も、たまにしか行かない

息子に丁寧に対応して頂いて、

本当にありがたかったです。

感謝します。

地球はまだまだ未体験で溢れてる。

息子よ、まだまだ地球で遊ぶのじゃ！

誕生日ボーイの成長。

7/5で、我が家の不思議君。

次男が12歳になりました。

小さい時から、誕生日に物凄くこだわりを

持っていました。

1週間前から、誕生日ボーイと名乗り始め

彼をいつもより丁寧に扱わなければ

なりませんでした。

誕生日の日も、ケーキを買って

家族全員揃ってから、祝います。

そんな彼が今年は、いつまでたっても

誕生日ボーイと言いださず…。

あれ？

と思い、誕生日ボーイ、どうした？

と聞くと、

あぁ、誕生日の日だけで大丈夫です。

と、、、。

え？

じゃあ、ケーキは？

あ、ケーキ？

甘いから今年はいいや。

その代わり、蕎麦とピザ食べたい。

え？！

あなた、ケーキ大事じゃん！！

じゃあ、誕生日プレゼントは？

(我が家は5千円までと決めております。)

それは、現金5千円でいいよ！

ええ〜

なんか寂しい…。

あんなに、毎年毎年

苦労して迎えてた誕生日ボーイの

一代イベント。

今となっては、懐かしく思い、

また、子供の急な成長について行けない

私。

小さな時みたいに

日々の成長を感じる事は

少なくなっていたけれど、、、

心も身体も日々、成長してるんだね。

気づいたら長男は私の身長を越してたし！

いつか、子供達が

私の元を離れる時、

後悔しないくらい、めーーいっぱい

一緒に体験した！

と思いたい。

兎にも角にも、次男君。

お誕生日おめでとう！

あなたが、いたから

体験できた事が沢山あります。

気付かされた事も沢山あります。

これからも、スーパーマイペースで

不思議なあなたでいて下さい。

ハートの葉っぱを見つけたよ。

by 長女