モンテネグロは、ヨーロッパ南東部、バルカン半島に位置する共和制国家。首都はポドゴリツァ(旧憲法ではツェティニェ)。

 

ユーゴスラビア紛争によるユーゴスラビア社会主義連邦共和国の解体によって成立したユーゴスラビア連邦共和国(1992年-2003年)およびセルビア・モンテネグロ(2003年-2006年)を構成する2つの共和国のうちのひとつ、モンテネグロ共和国であったが、2006年6月3日に独立を宣言した。

 

日本政府は、6月16日に独立を承認し、山中洟燁子外務大臣政務官を総理特使として派遣した。

 

この時、双方の政府に一つの難題が持ち上がった。

 

 

 

 

日本「確か1905年に我が日本に対して宣戦布告しませんでしたか?」

 

モン「え!」キョロキョロ

 

日本「1904年の日露戦争にさいして翌05年に、あの時はモンテネグロ公国でしたが」

 

モン「あ!」びっくり

 

日本「困りましたね。では、なかったことにしておきましょう」

 

日本政府は、2006年に提出された衆議院議員鈴木宗男氏の質問主意書に対する答弁書において「1904年にモンテネグロ国が我が国に対して宣戦を布告したことを示す根拠があるとは承知していない。」と回答している。

 

モン「やべー、忘れてた」

 

日露戦争では、1905年にモンテネグロ公国は日本に宣戦布告し、ロシア軍とともに戦うため義勇兵を満州に派遣していた。

しかし実際には戦闘に参加しなかったことから、その宣戦布告は無視され、講和会議には招かれなかった。

 

モン「ま、無かったことになってるみたいだからいいか。」ニコニコ

 

 

モンテネグロの十戒

 

モンテネグロ人の怠け者ぶりを示す好例として、「モンテネグロの十戒」というものがある。
 

1. Man is born tired and lives to get a rest. 

(人は生まれながらに疲れ、休むために生きるのだ)

2. Love thy bed as you love thyself.
(汝自身の如く、汝の布団を愛せ)

3. Rest during the day, so you can sleep at night.
(日中は休め。されば夜に眠れるだろう)

4. Do not work – work kills.

(働くな。働けば死ぬ)

 

5. If you see someone resting, help him out.

(休む者を見たなら、その者を助けよ)


6. Work as little as you can, and convey all the work you can to another.

(なるべく働くな。労働は他人に譲るものだ)
 

7. In shade is salvation – nobody died from resting.

(木陰は救いである。休んで死んだ者はいない)

 

8. Work earns illness – do not pass away young.
(働けば病気になる。若くして死んではならない)

 

9. If you have an urge to work, sit down, wait and you’ll see it will pass. 

(働きたくなったら、座して待ちなさい。その想いは消え去るだろうから)

10. When you see people eat and drink, approach them. When you see them work, withdraw yourself not to trouble them.
(飲み食いしている人たちを見たら、近づきなさい。働いている人たちを見たら、邪魔しないように遠ざかりなさい)

 

もちろん、ジョークです。

 

 

モンテネグロの景色

 

で、うやむやになってますが

モンテネグロさん、終戦宣言したのかな?

 

そこは優秀な日本のお役人さん達

モンテネグロ独立承認と戦争終了宣言書を届けさせて終戦にこぎつけていたみたいです。