家を売ることに決めて、まだ買い手は見つかっていないものの、いつでも解体が始められるように、今月をもって引っ越す二男とともに夫(運転手兼運び屋)と家の片付けを続行中です。

先日、不動産の方と解体業者さん2社の見積もり為の下見に実家へ行きまして、必要なものだけ持って行って、あとはそのままの状態で置いておいてもらって構わないと具体的に部屋の中、外回りを見ながら説明を受け、ちょっと「ラッキー」とか思ってます。

燃えるごみでも寝具があるし、燃えないゴミ(ガラスの人形ケース、金属、陶器、大型プラスチック製引き出しケース、衣装ケース、ブリキの衣装ケース、スチールラックなど)大型家具全て、そのまま片づけなくていいのはすごく楽。

家一軒の物量半端ない、しかも親が亡くなったあとも二男が住むからと、遺品整理をせず、使わない二階に置きっぱにしておいたので、今度は全て撤収もしくは廃棄と決めないといけないのは、ゴミ捨ては楽になったとはいえ、大変な作業。

捨てたらもうそれで復元不可能なので勇気が要ります。

かといって書いたもの、愛用のモノ、写真、資料、全て自分の家に運び込むのは物理的にも無理があります。

で、明らかにゴミと今でもお金を出せば買えるものは基本捨てる。

それ以外は記録したもの、VHSのビデオ(のちにDVDにすればいいか)大量の写真、アルバム、誰かの婚礼写真(知らない親戚のだけど、台紙付きの立派なのが大量)、家を建てたときの資料(写真付きで前の家の解体後、建前の時、途中経過、完成、隣家との境界の印がわかるノート)、両親の結婚式の写真、お嫁入の目録、母親の茶道、華道の許状、老後の趣味のグッズ、作品、私の卒業証書、書道の作品(額入りとか巻物になってて恥ずい)など懐かしモノ、親の愛読書、趣味の本。

初めて見るものもあり、親が生きてきた私の知らない時間の経過がわかるものがいっぱいあって、全部目を通したいからまず、自宅へ運んだ。

私が15歳から28歳まで住んだ実家での最後の時間を味わいつつ今月いっぱいを目安に片付けをします。