一人っ子の私は何故か父に溺愛されていたらしく、母とではなく毎日ではないが父とお風呂に入っていた。
多分小学生の低学年くらいまで。
父から教わったというか見ながら覚えたお風呂の入り方は、お風呂に入ったらまずかけ湯をしてパンツに覆われている領域をきれいにして、それからお顔を洗って、湯おけにお湯を溜めてタオルを濡らして石鹸を泡立て体を洗う、石鹸を流した後、髪の毛を洗い、湯をかけて石鹸の残りや髪の毛がついてない状態にしてから湯舟につかる。
湯舟から出たら、洗って絞ってあったタオルで体をふき水気を取る、それから脱衣所でバスタオルでさらに水分を取る。
当時バスタオルは家族三人が使いまわしていて、だからこそお風呂から出るときに体を洗って、その後ゆすいだタオルでしっかり水分をふき取る必要があった。
当時、母方の祖父母の家が京都にあって、自宅にお風呂がまだなかった時で銭湯に行った。その時にこの入り方で間違いないと思った記憶がある。
そういう体験があるためか私はお風呂が好きだ。
最近は体はボディーソープの泡立てタイプを使っていた。
なんか汚れが取れた気がしない、しかし、体はゴシゴシ洗っちゃだめで、泡でそっとなでるようにすると肌を痛めなくていいらしいと思っていた。
ここ最近よく汗をかく(リングフィットアドベンチャーをするから余計)背中がどうも痒い(多分汗疹?)背中ブラシに泡をつけてそっとこするけど、なんだか不満足。
いっそ昔のように石鹸で洗ってみようと思い石鹸を買い(牛乳石鹸)肌を痛めないキクロンの泡立てタオルを買って全身を洗ってみた。すごく気持ちよかった、さっぱりして、垢も取れた気がする(汗をかいたときに皮膚をこすると垢がでってた)
夏のおかげか皮膚が乾燥することなくさっぱりと気持ちよかったのでボディシャンプーはもういらないかも。
実は皮膚がすべすべなの。顔もあらっちゃったし。
昔と違うのかな、石鹸はとても泡立ちが良かったし、専用のタオル(キクロン¥500くらいの奴)は良く泡立って、昔のお風呂のタオルと違って肌あたりがソフトだった。
キクロンって台所のスポンジだと思っていたらこういう方面の製品も作っていたのね。
我が家の昔ながらの入り方は私に合ってるみたい。
ちなみに夫はお湯だけ派。石鹸使いません、洗いません、流すだけ、お湯につかるだけ、シャンプーも湯シャンのみ。
それでも皮膚綺麗で年齢より若く見られる、白髪あるものの全然禿げてない。彼に合った入浴方法なのでしょう。