WBA、吉良大弥と〝日本人キラー〟サンティアゴに対戦指令 吉良は日本男子最速タイの5戦目で世界王座獲得なるか
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世界ボクシング協会(WBA)は2日(日本時間3日)、WBA世界ライトフライ級1位の吉良大弥(22)=志成=と、同級王者のレネ・サンティアゴ(34)=プエルトリコ=の対戦を指令した。両陣営には6月2日まで30日間の対戦交渉期間が与えられ、合意に達しない場合は興行権の入札となる。WBAルールでは王者は世界王座獲得日から120日以内に、指名挑戦者との防衛戦を行わなければならない。サンティアゴは昨年12月17日にWBA王座を獲得したため、指名試合の期限は4月16日と既に過ぎており、WBAは「彼は(指名挑戦者の)吉良と対戦する義務がある」としている。さらに、WBAルールにより、王者は指名試合の期限満了後60日以内に、指名挑戦者以外のボクサーと試合を行うことはできないとした。アマチュア3冠の吉良は2024年6月にプロデビュー。昨年大みそかに東京・大田区総合体育館(現EBARA WAVEアリーナおおた)でWBA世界同級挑戦者決定戦10回戦に臨み、同級7位だったイバン・バルデラス(メキシコ)に2回KOで圧勝。プロ4戦目でWBA王者への挑戦権を獲得し「来年には必ず世界チャンピオンになっていると思う」と王座奪取を宣言した。次戦で世界初挑戦して王座を奪取すれば、15年5月の田中恒成(WBOミニマム級)と並ぶ日本男子最速のプロ5戦目で世界王者となる。サンティアゴはWBO王座も保持しており、5戦目での2団体統一王者となれば男子では世界でも例がない偉業だ。サンティアゴは昨年3月に東京・両国国技館で、初防衛を目指していたWBO王者の岩田翔吉(帝拳)に挑戦し、3-0の12回判定勝ち。12月には両国国技館でWBA王者の高見亨介(帝拳)と王座統一戦を闘い、2-1の12回判定勝ちしさらに、今年か4月3日に東京・後楽園ホールでWBA7位、WBO4位だった谷口将隆(ワタナベ)の挑戦を受け、3-0の12回判定で完勝。WBO王座2度目、WBA王座初の防衛に成功した。右構えの技巧派で被弾の少ない、日本人に3連勝中の〝日本人キラー〟。谷口戦の試合後会見では「しばらくは休みを取りたい」と家族との時間を作るために長期休暇に入る意向を示しており、対戦交渉の行方が注目される。3月にWBC王座を獲得した岩田との将来的な再戦には前向きで「3団体王座統一戦の状況が整い次第、日本にまた戻ってきたい」と話していた。

