中谷潤人が11・6世界初挑戦 WBO世界フライ級王座決定戦 2度の延期乗り越えて
◆プロボクシング 報知新聞社後援ダイナミックグローブ・スペシャル WBO世界フライ級(50・8キロ以下)王座決定戦 同級3位・中谷潤人―同級1位ジーメル・マグラモ(11月6日、東京・後楽園ホール)
プロボクシングWBO世界フライ級3位で前日本同級王者の中谷潤人(22)=M・T=が11月6日、東京・後楽園ホールで、WBO1位ジーメル・マグラモ(26)=フィリピン=とWBO世界同級王座決定戦(12回戦)を行うことが23日、主催の帝拳プロモーションから発表された。
同カードは世界3階級制覇王者・田中恒成(畑中)が返上した王座を巡り、当初は4月4日に予定されたが、新型コロナウイルス感染拡大のため、延期に。その後、8月21日と再設定されながらコロナ禍で再び延期となっていた。マグラモはすでにすべての検査、手続きが完了し、22日に来日している。試合まで指定された宿舎で調整を続ける。
中谷は1998年1月、三重県生まれ。中1からボクシングを始め、U―15全国大会を2連覇した後、16歳で米国に約1年間留学し、元世界2階級制覇王者・畑山隆則氏らを育てたルディ・エルナンデス・トレーナーの指導を受けた。2015年4月にプロデビュー。16年度全日本フライ級新人王を獲得した。初代の日本フライ級ユース王者となり、19年2月には、日本フライ級王座を獲得した(その後、返上)。1717センチの左ボクサーファイター。
戦績は中谷が20戦全勝(15KO)、マグラモが24勝(20KO)1敗。
また、元WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)王者・辰吉丈一郎(50)の次男で日本同級8位の寿以輝(24)=大阪帝拳=が、デビュー2連勝の今村和寛(28)=本田フィットネス=とセミファイナルのスーパーバンタム級(55・3キロ以下)8回戦で対戦する
チケット一般販売無しだそうです。テレビはBSで放送してくれるみたいです。