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試合後のリングで、井上はワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)開幕前から対戦希望してきたドネアから祝福を受けた。過去最強の相手となった無敗王者ロドリゲスから計3度のダウンを奪って圧倒的な強さを誇示し、決勝の相手と堂々と向き合った。「尊敬するドネアと戦えることをうれしく思います。そこに向けて1からやっていきたい」。笑顔で抱擁を交わしたドネアから「ベスト・オブ・ベストの戦いができる。戦う運命にある」と認められた。

その運命的な決勝にふさわしい大舞台が浮上してきた。カードが決定したばかりで時期や開催地さえ決まっていないものの、もし日本開催となった場合の有力候補に京セラドーム大阪が挙がった。大橋秀行会長は「やはりドネアは尊敬されるボクサーで、尚弥もあこがれている選手。横浜で私も偶然会ってすしを食べた間柄。それなりの舞台を」と候補として考えていることを認めた。

ボクシング界の国内ドーム大会はマイク・タイソンが88年、90年に東京ドームで2度世界戦に臨み、99年には辰吉丈一郎が当時のWBC世界バンタム級王者ウィラポン(タイ)に挑んだ大阪ドーム(現在の京セラドーム大阪)の3例のみ。もし京セラドーム大阪でボクシング興行が開催されれば20年ぶり。実現すれば令和のボクシングの幕開けにふさわしい大会となる。井上-ドネアのWBSS決勝の意義もさらに高まりそうだ。

井上にとってドネアは特別な存在だ。以前から衝撃の試合として挙げるのは11年2月、ドネアがWBC・WBO世界バンタム級王者モンティエル(メキシコ)を左フック1発で失神KOに追い込んだ世界戦。14年12月、WBO世界スーパーフライ級王者ナルバエス(アルゼンチン)に挑戦する前には大橋ジムでドネアと合同練習。攻略の助言まで受けた。井上は「人間的にも尊敬できるし、縁もあるので戦いにくい。でも、そこは勝負の世界。やるしかない」と強調した。

フィリピンの閃光(せんこう)と呼ばれるドネアと、モンスターの井上が激突する階級最強を決めるトーナメント決勝。京セラドーム大阪開催が決まれば、機運も最高潮に達することは間違いない。

 

日本開催ならうれしいが、京セラドーム、辰吉さんが最後の世界戦やったところですな。会場は広くていいのだが、正直野球場にボクシングはあわん。多分会場内のスクリーンと生の声援を味わうだけ、あの会場アクセスJRの駅からだと10分位歩くんでしたっけ?地下鉄なら階段上ってすぐだったような。うーん悩む多分決まれば行く。でも試合の時期は寒そう。出来れば東京ドームがいい。多分スタンドの2階か3階席でスクリーン観戦。今有明でやったら満席になりますかね?