リモート・ワーク - 零細外資系の日常 | ジョブホッパー・ホーテの金融・資産運用ブログ

リモート・ワーク - 零細外資系の日常

ホーテ 「やれやれ、わが社も明日からリモート・ワークじゃのう。わがはいは好きでないのじゃ、あれは。」

 

サンチョ 「あまりリモート・ワークが好きって人もいないと思いますけど。」

 

ホーテ 「ちがうんじゃ、わがはいには苦い思い出があるぞよ。あれは、バーナード・インベストメントという米国運用会社の日本拠点の立ち上げを行った時ぞよ。」

 

サンチョ 「その時、リモート・ワークだったんですか?」

 

ホーテ 「ほぼ、そうぞよ。日本の社員はわがはい一人、オフィスは今でいうウィー・ワークのようなレンタル・オフィスじゃった。」

 

サンチョ 「自由そうでいいじゃないですか?」

 

ホーテ 「わがはいも最初はそう思ったぞよ。でも、一週間もすると、辛くなってきたぞよ。周りに誰もいないとさぼりがちになる。そして、そういう時に香港の上司から電話が入ってきたりする。出れない、何で出れないという追及にあう。といった感じぞよ。その時に思ったぞよ、忙しい最中にサボってこそなんだと。」

 

サンチョ 「そんなものですかねぇ。」

 

ホーテ 「しかも、その当時は今ほど、テクノロジーが発達してなかったから、ズームとかスカイプは仕事で使っておらなかった。半年くらいで2人雇えるくらいにビジネスが大きくなったから、良かったがの。」

 

サンチョ 「そうだったんですねぇ。そういう外資系って結構あるんですかねぇ。」

 

ホーテ 「零細じゃから、目立たないが、そこそこの数はあると思うぞよ。ビジネスがないのに、それなりに人を雇って、オフィスも借りてということをする外資系はそんなにないじゃろうからのう。日本の会社でもそうじゃろう、ある地域に支店を出すときは、それなりにそこでビジネスがあるからじゃろう?」

 

サンチョ 「だから、日本では銀行とかは支店を減らしてるんですものね。」

 

ホーテ 「そうぞよ。まぁ、今回のリモート・ワークはそんなに緊張感もないぞよかの。」

 

サンチョ 「ダメです、緊張感を持ってください。マーケットが荒れたら、ウェブ・セミナーを開催しなければなりませんから!」

 

ホーテ 「わかっておる。緊張感を持って挑むぞよ!」