【相談事例】
自転車に乗るときのヘルメット着用が努力義務化されたので、自転車用ヘルメットの購入を検討している。自転車販売店ではSGマークのある商品を勧められたが、ネット通販を見るとCEマークもある。選び方のコツを知りたい!(40歳代/女性)
ここに注意・・・
●自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務化されたことに伴い、ヘルメットを購入する人が増加しています。ヘルメットは様々な用途が(工事用・自転車用・スポーツ用など)あり、用途ごとに想定される危険が異なるためそれぞれに安全基準などがあります。自転車用ヘルメットには転倒時の衝撃吸収や脱げにくさが求められ、それらの基準があるJIS・SG・JCF・CEなど安全性を示すマークがある自転車用ヘルメットを選ぶと良いでしょう。
JIS➤日本産業規格 SG➤製品安全協会 JCF➤日本自転車競技連盟の公認・推奨 CE➤EU統一基準
※CEマークには、自転車用のEN1078の他に、軽作業用EN812などもあるため注意が必要です。軽作業用は自転車用と比較して、衝撃に対する性能が低くなっています。CEマーク認証と記載されていても、自転車用EN1078の表示があるか確認しましょう。
●ヘルメットは正しく着用しないといざという時に頭を守れず、転倒した時などに脱げることもあります。頭に合った大きさや形状のものを正しく着用することが重要です。できればヘルメット購入時に実際に着用して、頭のサイズに合ったものを選びましょう。正しい着用方法については、取扱説明書やサイトで確認して下さい。
(東京くらしWEB抜粋)