反回神経麻痺から半年(その2) | 声が出なくなって見えたもの

声が出なくなって見えたもの

甲状腺腫瘍の手術をしたら声出なくなったおじさんの回復過程とその後の再発記録です。

 ブログもお盆休み?をしていました。これから更新は自分のペースにします。

 

この病気に興味がない方にはつまらない内容ですキラキラ 

 

その2は、反回神経麻痺が起きてから何をしていたか?です。

 

 最初は手術後1,2週間で声が出るようになると思っていましたが、声が喉にひっかかる感覚が全く無く、誤嚥、噎せると息をこれ以上吐けないくらい吐き出した後でも吸う事ができませんでした。咳、あくび、くしゃみもできません。そうなるとメンタルがどんどん悪くなっていきます三日月 そんな状態で良く仕事に復帰したと今では思っていますニコニコ 声が出ないと、”人と話をしたくない”、”会いたくない”、”外に出たくない”、”他人の目が気になる”、”外食できない”と、ダークサイトに沈んでいきます。こうなると耳鼻科の領域ではなくなりますよねプンプン

 

 手術から31日目、仕事を休む事にした後、かかりつけの心療内科へ行き、音声外来がある耳鼻科へ行きました。メンタルケアのため、区役所や癌サロン、患者会を探したりしましたが、自分がイメージするものは見つかりませんでした。家に1人でいるのも良くないので、体力づくりも兼ねて、ウォーキングをはじめたのもこの頃で、雨の日は地下街を歩きました・・・ 週1回のお参りお願いも日課神社

 

 それまで、何となくしていた発声練習は、64日目からはメニューを作成し1日3回の日課にしました。メニューは言語聴覚士の音声測定等を参考にし①母音のトレーニング②唇と舌のリハビリ③数字、曜日、月、住所、名前の発声④プリングによる発声⑤嚥下障害のトレーニングは、喉ぼとけの動きが悪いことに気づいたため動かす意識をしました。

 その他にも⑥信号待ちしているときは、看板を声を出して読む⑦家で「日本むかしばなし」の本を声を出して読む!身近なところでも訓練!!

 

 右声帯が動き始めた105日目からは、メニューを一部変え①母音のトレーニング②タピオカストロー③数字、曜日、月、住所、名前の発声④喉ぼとけを意識した嚥下トレーニング爆  笑 です。

 

 その後161日目から喉の筋肉を鍛えるため言語聴覚士指導の下Vocal Function Exercisをはじめ現在に至ります。

 

 次回、反回神経麻痺から半年(その3)につづくキラキラ