サイクリングコース第3弾。

今回は金目川サイクリングコースを歩いた。

 

 

 

 

 

このサイクリングコースは、私にとってはとても馴染みのあるコースで中学、高校時代の通学路だった。

 

もちろん今でも頻繁に利用してる道であり、これまで歩いた道とは異なり「テーマを持って歩く」という感覚はまるで無く、そこら辺に出かけるために、たまたまここを通ったという感覚である。

 

 

 

 

 

ここは神奈川県平塚市片岡の吾妻橋のたもと。

今回のスタートはここから。

写真左から右に横切る道は県道63号相模原大磯線である。

サイクリングコースは黄色の看板横の細い道を入る。

 

 

 

 

 

このサイクリングコースは所々が車も通れる共用道となっている。

ここは小田原厚木道路先の自転車、歩行者専用路。

写真右側に移る学校は私が通っていた中学校である。

 

 

 

 

 

私の母校から先は車との共用路となるが、車が通れると言ってもやっと1台が通れるだけの道幅しか無い。

 

 

 

 

 

これは金目川の流れ。

昔と較べて水がずいぶんと奇麗になったような気がする。

今でこそ水害はほとんど無いが、金目川は暴れ川。

川が平塚市に入ってからは、川底が周囲の土地より高い。

 

 

 

 

 

この辺りは県内屈指の穀倉地帯であり、見渡す限りの田畑が続いている。

冬は逆転層という現象が発生する。

逆転層に覆われた田畑の幻想的な雰囲気は今でも忘れられない。

遠くに見える丘は湘南平。

 

 

 

 

 

東雲橋から先で鈴川が合流し金目川は花水川と名を変える。

花水川と名を変えてからのサイクリングコースは桜のトンネルに入る。

桜が満開のトンネルは息をのむくらいの美しさである。

 

 

 

 

 

ここは大磯町高麗付近。

湘南平の丘はここから始まる。

高校時代毎日ここを通っていたが、年に数回不思議な現象が起こる場所である。

空気の温度が急激に変わり、その境目がはっきりわかった。

その境目に立つと体半分が冷たく、もう半分が暖かく感じられた。

あの現象は何だったのだろうか?

理科の先生に聞いたが原因は未だ不明。

 

 

 

 

 

海岸まではあともう少し。

川の流れもかなり緩やかになり、水面も鏡のよう。

 

 

 

 

 

大磯町唐ケ原付近。

潮の匂いが漂って来た。

昔と比べて周囲に家が増えたが、高校時代に見ていた風景とあまり変わらない。

 

 

 

 

 

そしてここが今回の終点、国道134号線との接続点。

かつては国道134号線の下を通って、海岸まで道が通じていたのだが、橋の架け替え工事に伴って橋の下の道は封鎖されてしまった。

(右向き矢印の先)

 

 

 

 

 

せっかく海岸付近まで来たので、海岸に出てみる。

134号線を渡った所が、箱根駅伝平塚中継所。

普段は何もないただの広場である。

 

 

 

 

 

ここがかつての終点、大磯の海岸である。

 

 

 

 

 

今回歩いた道は、普段頻繁に利用しているだけに新鮮さは全く無かった。

しかし、先にも書いたが中学、高校時代の通学路であり当時の思い出がよみがえり楽しい時間だった。

学校への行き帰りにどんな事を考えていたかも思い出すことが出来た。

どれもこれも、今になって考えれば取るに足らない問題ばかりで、自分の中学、高校時代が如何に幸せであったかが再確認出来た。

 

 

 

 

 

次はどの道を歩こうかな?