神奈川県伊勢原市にそびえ立つ大山。

 

その南側にまるで大山の前衛のように、白い電波塔が建つ高取山がある。

 

その高取山から、東側に伸びる尾根の途中にあるピークを聖峰(ひじりみね)と呼ぶ。

 

 

 

聖峰は標高こそ375mと低いものの、南側が切り開かれていて眺望が楽しめる。

 

 

 

 

 

 

5月3日、10数年振りにこの聖峰を訪れた。

 

 

 

 

 

山頂は木々に囲まれ眺望は望めないが、山頂から少し下がった南側が切り開かれており、厚木方面から大磯方面への眺望が楽しめる。

 

 

 

これは伊勢原から厚木方面の眺め。

 

写真ではわからないが、彼方に江ノ島、ランドマークタワーや新宿の高層ビル群もかすかに望める。

 

 

 

 

こちらは伊勢原から大磯方面の眺め。

 

写真中央から右手の海岸線に横たわる丘は湘南平。

 

 

 

 

このような案内板も設置されている。

 

 

 

 

 

 

ここは眺望が良い低山の割には、いつも人がほとんどいない。

 

この日、私はここに1時間30分ほどいたが、2組、4人の人しか来なかった。

 

 

 

 

 

聖峰には不動尊がまつられている。

 

 

不動尊と関係があるのかどうかは定かではないが、大晦日から元日にかけて毎年ここで初日の出を見る人のために大きなかがり火が焚かれているようである。

 

私は大晦日にここを訪れたことはないが、かがり火の光は麓からも確認できる。

 

一度は大晦日にここを訪れてみたいものだ。

 

 

 

 

 

眺望も良かったが、この日はたくさんのつつじが咲いていた。

 

つつじの開花に合わせて訪れた訳ではないが、偶然満開のつつじも楽しむことができて幸運だった。

 

 

 

 

 

 

以前はよく山に登ったが、2008年に娘たちの学校のPTA会長に就任してからは、土日のどちらかは地元のイベントに出席する機会が多くなったことと、次女の競技会への付き添いで山は遠のいてしまった。

 

2013年を最後にPTAは卒業したが、その後も地元の様々な団体から声を掛けて頂き、いくつかの団体を渡り歩いていたので土日の忙しさは変わらず。

 

現在は、市のある団体の仕事を手伝わせてもらっているが、こちらは土日の仕事はほとんど無く、また娘も学業優先で競技から遠ざかっているので、土日は時間が作れるようになった。

 

 

 

県道や国道歩きも良いが、少しずつ山にも復帰したいと思う今日この頃である。