神奈川県道717号 沼田国府津線
神奈川県南足柄市沼田・小田原市北ノ窪の沼田交差点を起点にし、小田原市国府津の第一森戸橋西側交差点に至る7.4kmの一般県道である。
飯田岡の名前無T字路から第一森戸橋西側交差点の区間は新たに整備された道幅も広いバイパス区間であるが、その他の区間は昔ながらの道である。
通過する自治体は、南足柄市、小田原市である。
2020年11月15日、この県道717号線を第一森戸橋西側交差点から沼田交差点に向かって歩いた。
時刻は12:57、ここが今回のスタート地点の第一森戸橋西側交差点である。
ここは比較的最近整備されたバイパス区間であり道幅も広く奇麗だ。
黄色に染まった道路脇のイチョウが美しい。
成田南交差点で国道255号線が交差する。
ここは豊川支所前交差点。
左から県道711号線が合流する。
ここから富士見大橋東側交差点までは県道711号線との重複区間となる。
バイパス区間はこの様な田園風景の中を走る道で、道路沿いに建物が建っているだけである。
県道711号線とは、この富士見大橋東側交差点でお別れ。
前方に見える登り坂が富士見大橋である。
この県道717号線は全体の半分以上がバイパス区間なので見所に乏しい。
この県道最大の見所はここだろう。
富士見大橋と言うだけあって、富士山が山々の向こう側に見える。
写真技術に乏しいので上手く表現出来ないのが残念だが、実際は写真以上に美しい景色だった。
これは酒匂川。
8月に汗だくになりながら向こう岸の酒匂川サイクリングコースを歩いた記憶が蘇る。
ここは飯田岡の名前無T字路。
県道717号線はここを左折する。
退屈な新しいバイパス区間はここまで。
ここから堀之内交差点までの区間は、県道720号線が重複する。
堀之内交差点は左折する。
県道720号線とはここでお別れ。
先程までのバイパス区間は田畑の中を走る広々とした道であったが、バイパス区間以外は集落の中を走る道幅も狭い道である。
この狩川が小田原市と南足柄市との市境になっている。
時刻は14:25。
ここが今回のゴール地点の沼田交差点である。
南足柄市と小田原市との市境になっている。
交差する道は県道74号線である。
今回歩いた県道717号線は本文中にも書いたが見所に乏しく、また以前歩いた他の県道との重複区間も多く少々退屈な道であった。
どこの道でもそうなのだが、そもそもバイパスとは集落を外れた場所や、人が簡単には近寄れない山中をトンネルで抜けているのだから退屈なのもやむを得ないのだろう。
それでも神奈川県内の県道を歩くという目的は果たせたので、見所は少なくても満足ではある。
次はどの道を歩こうかな?