先月に神奈川県道712号線を歩いたついでに、瀬戸屋敷を訪れた。

 

2018年11月12日に神奈川県道720号線を歩いた時に、この瀬戸屋敷の前を通っった。

一度訪れたいと思っていたが念願がかなった。

 

 

最初に目立つのがこの立派な門構え。

中には茅葺屋根の大きな屋敷が見える。

 

 

 

 

立派な門をくぐったすぐ左には水車小屋がある。

自分の敷地に小川を引いて水車を回していたのだから、当時は余程の実力者の家だったのだろう。

入口の説明板にはこの付近の名主を代々つとめた家柄とあった。

 

 

 

 

水車小屋の中はこうなっている。

つき臼とひき臼(石臼)の二つの臼が見られた。

これはつき臼。

 

こっちはひき臼(石臼)。

 

 

 

 

屋敷の全体はこんな様子。

茅場が少なくってしまった現代で、こんなに大きな屋根を維持することは大変なことだろう。

 

 

 

 

屋根のてっぺんには「水」という文字が見られるが、どんな意味があったのだろうか?

 

 

 

 

屋敷の内部はこうなっている。

 

 

 

 

 

大きな母屋からこれまた大きな蔵まで長い渡り廊下で繋がっている。

 

 

 

 

大きな蔵は「千俵蔵」と呼ばれているそうだ。

 

 

 

 

蔵の内部はこうなっている。

こちらは1階。

 

こちらは2階。

 

 

 

 

蔵の内部には当時使われていたであろう、日用品等が展示されている。

 

 

 

 

この瀬戸屋敷は見学できるだけでなく、イベントや展示会、会合等で借りることができる。

母屋の部屋が1時間¥200、蔵が1時間¥500という料金設定になっている。

私が訪れた時にはイベントが行われていた。

 

 

 

 

敷地には喫茶室もあり、飲み物や軽食も摂れる。

(建物は現代の物)

 

 

 

 

ここは私が毎年6月に訪れる開成あじさいの里にも近い。

長年あじさいの里を訪れていたが、こんな近くにこのような良い場所があったことは知らなかった。

 

この施設の隣に大型バスも駐車できる駐車場が整備されているので、多くの人が訪れるのだろう。

 

また6月にあじさいの里を訪れる予定なので、今年からこちらの瀬戸屋敷もあじさいを見た後に訪れることにしよう!