前回は国道135号線との交点、吉浜から大猿山浄水場までを書いたので今回はその続き。
大猿山浄水場を過ぎると、歩道が無くなってしまった。
路肩は狭く、車道を歩かなければならいないかと思うと気が重い。
自動車の交通量が少ない事がせめてもの救いである。
これまでも所々にあったのだろうが目立たなかったミカン畑が目立つようになって来た。
まだ実が青く食べごろはまだ先かな?
この道は所々で海側の視界が開けて、そこにはとてもきれいな風景が広がっている。
車やバイクで走っていてはゆっくりと味わえない景色だろう。
歩きの特権だ!
歩き始めて1時間10分が経過した。
道は最後の通過自治体、小田原市に入った。
ここでも絶景が広がっている。
ここでも。
道路の上に見える線路は東海道本線。
国道135号線の吉浜からずいぶんと高い所まで上ったことになる。
ここにもミカン畑。
江の浦測候所。
この少し手前が道中の最高点で、私の調べた記録では標高143mだった。
吉浜交差点が標高19mだから、ここまで124m上った。
この道は路線バスが通っている。
江の浦バス停の時刻表をみると?
ここにも絶景が。
鉄道マニアの間で有名な根府川鉄橋。
中学生の時、鉄道マニアの友人に付き合って、この鉄橋を電車が通過する写真を撮りに来た。
豆相人車鉄道根府川駅跡の看板。
ノンビリとした風景が微笑ましい。
この人車鉄道は、勾配が急な所はお客も降りて客車を押していたらしい。
時刻は9時57分。
潮騒の駅、JR根府川駅に到着した。
ここで少々休憩する。
根府川駅周辺のハイキングコースの案内板。
いつかは歩いてみたい。
居心地の良い根府川駅にいつまでも居たかったが、それではこの旅の目的が達成できないの出発する。
ゴールはすぐ目前である。
そしてここが今回のゴール地点、根府川交差点。
道はここで国道135号線に合流する。
前回も書いたが、39年前私は友人たちとこの道を根府川駅から真鶴駅まで歩いている。
海側の景色がこんなにきれいな道だったにも関わらず全く記憶に残っていない。
確かに歩いたはずなのだが。
年齢とともに興味を引く対象が変化するからであろうか?
機会があれば今回の反対、根府川側から吉浜側までも歩いてみたい。
次はどの道を歩こうかな?