大学の授業が無事終わりました
昨年春から、博士号を取得した立教大学で東洋史演習を受け持っていました。
昨日が今年度、最後の授業でした。
毎週、演習のある日は、午前、家で淹れた中国茶&台湾茶を傍らに授業の準備をし、
午後の授業が始まる前、中国緑茶を用意してから授業に臨んでいました。
東洋史演習ということで、学生たちが興味のあるテーマに沿って授業を進めていました。
学生たちの興味は、古代オリエントから中国の隋唐や明清、台湾、モノカルチャーまで多岐にわたっていました。
そもそも、自分の好きや興味があること自体がしあわせなこと。
そして、その興味があるからこそ、深堀する研究ができ、その面白さに気が付くことができる。
そこから、仲間の研究から全く異なる知識を学び視野を広げるということや仲間と切磋琢磨して向上することの大切さがわかるもの。
これは、史学研究でも、茶葉研究でも同じこと。
学生にに伝えていることは、Xingfuの生徒さまたちと共通しているといつも感じています。
この1年間。
大学で教えるという新たな仕事から、わたし自身、自分の専門外ではない地域や時代の文献を読み勉強したことで視野が広がり、多くの学びができました。
なにより若い学生たちとの交流も楽しく、良い刺激もたくさんもらいました。
来年度もまた、東洋史演習を受け持つこととなりました。
そして、近代東アジアの講義も受け持つこととなりました。
いよいよ専門分野である近代茶史&茶業史の講義を行います。
来年度も、自分自身の知識を深め、研究の面白さを伝えること。
そして、学生たちから刺激をもらい自分自身が少しでも成長できるよう、頑張ります。
*Xingfuアンバサダー&Xingfufanの生徒さまたちとともに、Xingfuが主催する「能登半島地震のチャリティー茶会」を開催する予定で準備を開始しました。どなたでもご参加いただけますので、ふるってご参加いただけたら幸いです。日時など、随時、メルマガおよびHPで掲載しますので、今しばらくお待ちください。
中国&台湾茶教室―Tea Salon Xingfu主宰
中国茶&台湾茶研究家 今野純子