謝謝!20周年 | 中国&台湾茶 遥かなる銘茶への旅

謝謝!20周年

この7月で、中国茶&台湾茶講座をはじめて20年が経ちました。

 

 

始めた頃は、SNSなんてない時代。


へたっぴながらチラシを作って、町の掲示板に貼らせていただいて、公民館の小さな一室を借りて不定期で行っていました。


参加者が1名なんてことはざらでした。


それでも来てくださる方がいたことが、とてもありがたかったことを覚えています。


まもなく、カルチャースクールでの講座を始め、次第に、池袋や荻窪、武蔵境や八王子、厚木と増え、同時に、幼なじみや友人たちが彼女たちの同僚などを紹介してくれて、公民館での講座も定期講座となりました。


その間、正社員として仕事をしながら中国語を勉強し、中国や台湾へも頻繁に行っていました。

 

 

けれど、当初は中国や台湾のお茶屋さん、茶市場めぐりまで。


転機となったのは、15年程前の台湾の銘茶師との出会いです。


その後、軸を中国・台湾の茶畑の現場へと切り替えるため、2010年、中国茶&台湾茶研究家として、専業で行うことを決心しました。

 



そうして中国や台湾各地の現場経験を重ねる中で、茶葉の安全性はもちろんのこと、パッケージに頼らずに茶葉の品質の良し悪しが評茶できるようになり、やっと、今の茶師たちに出会えることができました。



こうして今あるのは、陰ながらわたしを支えてくれた家族や学生時代、社会人の頃の友人たちのおかげ。


そして、当初の未熟だったわたしを信頼し、応援してくださり、レッスンに長くお越しいただいている生徒さまたちのおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。


なにより、生徒さまたちと同様に、わたしの成長を応援してくれる、良質な茶葉を作ってくださる、茶師たちのおかげだと思っています


良質な茶葉で出来た中国茶&台湾茶は、茶葉が農作物であることを教えてくれます。


ただ、そうした真の茶葉の深さや面白さを教えてくれる中国茶&台湾茶は、簡単には手に入りません。


日々、茶師たちの中国茶&台湾茶を飲むたびに、その有難さや幸せを感じています。


これからも、茶師たちの中国茶&台湾茶をみんなと共有し、茶師たちへの恩返しをしたいと思っています。


それは同時に、生徒さまたちが淹れる技術と飲む技術が向上できることに繋がるから。




今、少しずつ中国茶&台湾茶への恩返しをしていきたいと始動しました。


7年前、大学院を受験し、近代台湾茶業・茶の史学的研究を開始したのは、そのためです。


茶葉研究も史学研究もまだまだ未熟で、日々勉強です。


少しずつでも茶師たち、中国茶&台湾茶に恩返しができるよう、頑張ります。


そして、旧くからの生徒さまたちだけでなく、今、茶葉そのものに対し興味を持ってくれているみなさまと共に、茶師たちの中国茶&台湾茶を通し、楽しいだけでなく、深く学ぶことの面白さを知ってもらえるよう、レッスンで共有できたら、うれしいです。


 

願わくば、一日も早く中国・台湾の茶畑に戻って、茶師たちのお手伝いができますように。


*この20年で、わたし自身の成長と共に、レッスン内容も大幅に変更し、今回、HPの内容も更新しました。現行のXingfuの生徒さまたちも再度、HP全体を一読いただけましたら、幸いです★★
 


 





             中国茶deチャイナな気分
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