九龍窠肉桂 | 中国&台湾茶 遥かなる銘茶への旅
2018-06-12 22:32:34

九龍窠肉桂

テーマ:岩茶ほか中国烏龍茶

数年前に正岩茶に出会い、魅了され、毎年、武夷山へ岩茶研究の旅に来ています。

 

 

今年も10日間ほど、武夷山の岩茶の製茶と評茶をメインにした研究をしていました。

 

 

到着して2日目、正岩茶の陳茶師を訪ね、正岩茶の製茶に伺っていました。

 

 

愛飲している正岩茶はほぼ陳茶師作。

 

 

清代から正岩茶を作り続けている陳家はいわゆる茶の販売店を持たない

 

 

というより、良質な正岩茶を作り、常客で終わってしまう銘茶師です。

 

 

伺った当日はちょうど肉桂の製茶をしていました。

 

 

過去に岩茶の中でも、半岩茶、外山茶の茶師を訪ね製茶に携わっていますが、正岩茶は同じ工程でも製茶工場(こうば)の張りつめた空気が全く違っています。

 

 

それは貴重な正岩茶を作る職人たちの厳しさが漂っているから。

 

 

今年も深夜に及ぶ製茶の間、粗茶の評茶をしていました。

 

 

 

今年はわたしの大好きな茶畑の一つ、すべて九龍窠の肉桂でした。

 

 

九龍窠肉桂はパッケージでは九龍窠肉桂書かれているけれど、実際は産量も少なく高額であり、100%混ぜ物でないものは入手困難な茶葉の一つ。

 

 

今年のXingfu極上岩茶会でご賞味頂いた茶畑であり、みなさんが感動されていた茶畑でした。

 

 

 

粗茶の評茶は同日にできた、すべて九龍窠の肉桂でした。

 

 

同じ九龍窠肉桂でも、製茶条件の違いでだいぶ変わってきます。

 

 

この後、どう仕上げていくか。

 

 

貴重な茶畑を極上のものに仕上げるため、茶師や焙煎師と突き詰めていく瞬間。

 

 

評茶した表現を確認されるため、緊張する瞬間でもあり、語り合う話の一つ一つが学びとなり、この場にいれる貴重さ、幸せをかみしめる瞬間でもあります。

 

 

明日の午後は岩茶研究科のレッスンです。

 

 

春からの岩茶研究科はみなさんのご要望に応えて、パッケージでなく、茶葉から品種、産地を判定する評茶の内容を組み込んでいます。


正岩茶は茶畑と品種、その年の気候に加え、焙煎がマッチングして完成する作品のような茶葉なため、評茶として茶葉の判定ができるようになるにはとても難しい。


そのことを共感しあえるのが岩茶研究科の生徒さまたちです。



ここまで来ないとその深さや難しさを感じることができない。


というより、基礎の茶葉の判定もできない人にはそれ以上の茶葉を出わたしは出さないから。


 

単一の茶畑、品種であれば、必ず、その特徴を茶葉が教えてくれます。

 

 

知識となる茶葉を飲み、茶葉に向き合っていた人にだけ見えてくる特徴の違い

 

 

それがわたしが日々感じる、茶葉の面白さです。

 

 

最高の出来だったこの九龍窠肉桂の粗茶をほんの僅かですが、譲っていただきました。

 

 

大好きな九龍窠の肉桂をわたしが焙煎をした茶葉を岩茶研究科のみなさんで分かち合いたいと思います。


研究科のみなさんがこの
九龍窠肉桂を飲んで、また成長することを楽しみにしています。

 

 

謝謝!

 

 

 

 

 

中国茶&台湾茶研究家

中国&台湾茶教室―Tea Salon Xingfu  ★★ 主宰 今野純子
 

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