↓ 冷蔵庫の奥に、年数の経った青梅の醤油漬けが5粒残っていた。刻んで食パンに混ぜて焼く。茶色の色は醤油色。おいしかった!
昨日、番組表で見つけて、Eテレの「こころの時代」を付けた。
アウシュビッツを生き抜いたオーストリアの精神科医、ビクトール・フランクルの著作「夜と霧」を扱っていた。
全6回のうちの最後だった。1と6だけ見ることができた。
世界中でたくさん読まれ、特に日本とアメリカでは版を重ねたらしい。日本は150万部超え。
「アンネの日記」を昔読んだ記憶があり、その延長で手に取ったが、辛い内容なのに読み終えたが、ずっしり記憶は残っている。
アタマが衰えている私が、面倒くさい哲学のような番組をずっと聴くことができた。
話者は中年の作家でどこかの男性教授と私ぐらい?の女性研究者。フランクルの孫弟子のように感じたが。真摯な対話だった。
番組で心に残ったフレーズは「やめる強さ」。
今も進行中のイスラエルのガザ爆撃も織り込みながら、「傷つけられてもやり返さない人が英雄」と語っていた。
ふと、最近の中3の孫との会話を思い出した。
「学校でイヤなことを言う人がいるの。おばあちゃん言い返した方がいい?」
「言葉を聞き流しなさい。言い返したらまた言われるわ。あと半年で卒業よ。離れるわ」
たしかこんなことを答えた。
よかった、私の返事でよかったのだ、とテレビの前でその時の光景を思い出した。
そしてきょう、朝日新聞を開けると、3面・{日曜に想う}というコラムで、編集委員が書いていた。↓
[二つの「夜と霧」込められた願い]
昨日のテレビを見たのも偶然、きょうのコラムを見たのも偶然だった。
年取ったせいか、世の中は流れている~ フローなんだ~ と感じた。
⇓ こんな言葉を、歳とともに感じるようになった。忙しかった働き盛りの頃は思いもしなかった。歳をとるのも悪くない。
☆必要なものは与えられる☆