消えゆく老人日記1 | 風の行方

風の行方

~ゆるゆると遊び亥♀~
海から生まれていつか空へ

↓ 買ったばかりの虫駆除スプレー

 

昨日今年初のゴキブリを見つけた。

あわてて上の2点とゴキブリ用のコンバットを買ってきた。

コンバットは気のせいか大きくて、1年有効との事。面倒でないのはいい。

蚊除けに、右の小さなスプレーを初めて買った。寝室にあらかじめプッシュしておくだけでいいらしい。

 

さて、使おうと思って裏の説明を読もうとすると、字が小さくて読めない。拡大鏡を使ったが、どうも疲れる。使い方が分からない。

自分でやらなければ、と必死に活字を読もうとした。小さな容器なのに沢山書いてある。

 

少し前、繁華街のスーパーでオシャレな体裁のドレッシングを買った時、やはり開け方がわからずもどかしかった。

 

まったく、年寄に不親切だこと・・・

ブツブツお腹をたぎらせながら、あ、いけない、気短になってる・・・

 

人生100年時代なんて喧伝しないでほしい。年寄の衰えの個人差は大きいのを、周りを見ていて感じている。

自分で負荷を掛けるといいとかかりつけ医に勧められ、シニアのストレッチへ入って8か月。

先月で辞めた。

 

一、二、三と先生の掛け声に乗って、身体を使うのがどうにも辛くなった。やさしい先生で申し訳ないが。「はい、水を飲んでぇ」と、1時間で何回云われるのか、、。

 

皆さん、よくやっていられるなぁ、と思っていると、教室のメンバーは、「この体操はいいから来ない日もやらないとね」と仰る。

多くの人は男女とも長生きを目標にお元気。

 

私は素直でないのかもしれない。寿命まで生きようなら同調できるけれど。

「性格が悪い」と、夫は私の愚痴に返す。

 

お金は払い込んでしまったが、期限前に辞めた。行かなければ、という気持ちがストレスになってしまっていた。

今は、区内の千葉大漢方研究所の鍼灸と、民間のマッサージに月一通うだけ。

 

 

夫の知り合いが関わっている↑のフェアへ2人で出かけた。錦糸公園隣の商業ビル。

区長や区議も見かけた。水素で発電するという仕組みに興味を持った。そういえば水素バスに何回か乗った。水素バスは快適。

東京駅から湾岸エリアを走っているような気がしたのは、下町の私の僻みか?勝どき辺りだと乗る機会が増える。

 

早めに帰ろうと自宅近くの大きな通りの歩道を歩いていると、目の前に子どもが自転車を停めた。

顔を上げると、隣町の中1の男の孫。

サッカーに行くそうだ。そうか、そうかと二人で見送ったが、足取りが軽くなった。よく、自転車を停めてくれたね、と二人で嬉しいねを連発。

 

こうやって暮らしてているうちに、ふっと消えるというのが、夫婦の理想。

誰もが散りゆくから、人も花も美しいのはホント。