サ高住も下火か | 介護の誤解

介護の誤解

いま苦しんでおられる介護者のために

このブログは義父と義母を介護した過去の経験をもとに書いたものです。

思いつくままに書いており時系列順ではありません。

あらかじめご了承ください。

 

「サ高住」

サービス付き高齢者向け住宅

一時流行りました。

 

 

 

自宅を売って

居住権を取得し

食事つきの集合住宅に住む。

 

 

 

施設内では

様々なサークル活動もあります。

 

「至れり尽くせり」と

人気も上々

 

 

いろいろな業種から

大手企業を主体に

参入が相次いでいました。

 

 

 

わが市でも

「駅前にサ高住を建てて

移り住もう」

声をかける政治家もおられます。

 

 

しかし

本当に快適でしょうか?

 

物理的ではなくて

精神的にどうかということ。

 

 

 

「食べるものぐらい

自分で選んで調理したい」

それもそうでしょう。

 

それが可能なサ高住もあった筈。

 

しかし

食事が自由にということになれば

わざわざ移り住む必要性

あるのでしょうか。

 

人は

何かと自由を望みます

 

 

一方

高齢者施設

つまり老人ホームにも

変化が出ているようです。

 

 

 

高齢者の退去が相次いでいて

結果的に

入所者が若返っているそうです。

死亡だけが原因でもなさそう。

 

 

 

そして

「何とか自宅で過ごしたい」

そうおっしゃる方も増えていると

聴きます。

 

 

 

ここで視点を変えて

介護経験がおありの方は

ご自分も

特養や老健に入所したいでしょうか

 

 

少なくとも

筆者は避けたいと思っています。

 

自由が失われるのを

この目で見てきたからです。

 

 

 

プライバシー

あるようでありません。

 

勝手な時間

事実上許されません。

 

 

 

もちろん

食事は皆さん同じもの。

時間もです。

 

 

自由は奪われてこそ

その大切さを知るもの。

 

介護を経験された方々は

よくご承知でしょう。

 

 

 

さて

サ高住はこれからどうなるか。

 

しっかり見ていきたいと

思っています。