●芸短大「短編映画入門」講座~橘剛史監督の作品と授業はとても好評でした。 | 「日韓次世代映画祭」「下川正晴研究室」「大分まちなかTV」ブログ

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下川正晴(大分県立芸術文化短大教授、shimokawa502@gmail.com 携帯電話090-9796-1720、元毎日新聞論説委員、ソウル支局長)。日韓次世代映画祭は2008年開始。「大分まちなかTV」は、学生と商店街のコラボ放送局です。


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NPO!「日韓次世代交流映画祭」公式ブログ
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昨年の第1回日韓短編映画祭の招待監督の一人だった橘剛史さん(福岡県在住、23歳)が、大分県立芸術文化短期大学の「情報発信特講」で、短編映画入門に関する授業を行いました。

3回シリーズの授業は、橘監督にも初体験でした。18、19歳の受講生約120人は熱心に授業に聞き入り、以下のような感想が寄せられました。

8月中旬には、ソウル芸術大学映画学科の学生・教授8人を迎えて、別府市で「日韓学生短編映画交流」(日韓文化交流基金助成)を計画しています。いよいよ楽しみになってきました。

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◆いつからか、「なにか映像を自分で作ってみたい。」と思っていた私にとって、今回の“短編映画制作入門”は、とても興味深いものでした。

 第一回目の授業では、講師の橘剛史さんの制作した映像を見ました。映像を作る監督さんたちの世界観は毎回、素晴らしいです。どうやったらこの発想が生まれるのだろうと、映像を観ながら考えるのが、私はとても好きです。

 第二回目、今度は実際に映像を撮ってみる授業でした。“花とアリス”という映画を再現したものを撮りました。同じ場所にいるシーンでも、カメラの位置を何度もかえて人の表情や周りの様子を映していく。観ている人が、出演者の位置を把握できるように向きを考えて撮る、というのもとても勉強になりました。

 最終日は、前回撮影した映像を編集していくという作業でした。私はこの作業、どのようにやるのだろうととても興味があったので、内心わくわくしていました。繋ぎ合わせ方から、映像の雰囲気の出し方、編集作業をみて、私もやってみたい!という気持ちがますます強くなりました。その中でも、映像の雰囲気をふんわりにしたり、ドキュメンタリー風にしたりといった作業にとても惹かれました。映像とは、このような雰囲気作りひとつで、一気にニュアンスが変わってくるのだなあと改めて感じました。

 今回の短編映画制作入門、映像に興味のある私にとってはとても楽しいものでした。いままでは、映像監督の島田大介さんや児玉裕一さんの映像に興味があって、そして今回新たに、橘剛史さんの映像にも興味を持つことができました。ますます、映像を作ってみたい!という気持ちが、今回の授業を受けて、とても強くなりました。

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◆『短編映画制作入門』は、短編映画を撮って、編集して、見る、ことだと思った。授業方針の内容に、「誰でも映画はつくれる!」と書いてあったのを読み、内心ホントかよ、と思いながら授業を受けていた。

 講師の橘剛史さんは、多くの作品を撮っているようで、中でも私が印象に残っているのは、ハイチュウのやつだ。橘さんの話のなかで、なぜ主人公の男がイケメンじゃないのか、と言われたと言っていたが、まさにその通りだと私も思った。ハイチュウの包み紙に文字を書くなんて、面白くて可愛い女だと思った。

 映画がシーンごとに撮られているということは、なんとなく知っていた。ぼやけた程度しかわからなかったので、映画のシーン分析の解説は、とても新鮮だった。今回のワンシーンは、6ショットから構成されていた。ショットにも、肩なめショット、みたいな名前があるということを初めて知った。撮り方としては、広い絵から撮っていくと良いと言っていた。別名逃げのショットと言われる、マスターショットは、最初から最後まで撮っておくと、編集で役にたつという。映画とは、効率よく、後々も考えて撮るのだな、と思った。

 編集は、パソコンを使っていた。橘さんは説明してくれながら、さくさくと編集していたので、すごいと思った。映像をつなげても、音がつながってない問題は、どうするのだろうと思っていた。なんと、音をけずる作業があるという。これをした動画は、綺麗につながっていた。映像に音楽をつけていたが、曲が変わると、雰囲気も変わるのには驚いた。編集の作業は、細かい部分が大変そうだけど、楽しそうだなと思った。

普段映画を見ながら、このシーンはこのように撮ってるな、とか意識したことがなかった。登場人物を結ぶ線をいう、イマジナリーラインを考えて見ると、また違った見方ができると思う。3週の授業を通して、映画をつくることに対して、難しさを感じるというより、楽しさの方が大きくなった。映画のことがよくわかる講義で良かった。


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◆「授業に行ってくるぜぇ~!!!!!!!!!!」(橘さんのtwitterより)
“!”マーク10個も使う人、初めて見た。(笑)

 映画授業のレポートを書くにあたって、全3回の授業が終わった日の夜、橘さんの公式サイトを見に行き、twitterをさかのぼって読んでみた。そこで気付いた。

橘さんは3回の授業の間、“授業→韓国→授業→東京→授業”というハードスケジュールだったようだ。そんな忙しい中でも、私達のために授業をしに来てくれていたのだと知り、本当に嬉しい気持ちになった。

 1回目の授業では、橘さんの自己紹介から始まり、橘さんが制作した短編映画や、CMを見せてもらった。『コクのある小屋』はタイトルからして、ラーメン屋さんの話?などと思ったが、とある劇団の日常を描いたものだった。個性的な登場人物がたくさんいて、第1・2話とも話のオチがとても面白かった!!橘さんの作品をいくつか見て、私が今まで見たような映画とは違う雰囲気や、温かさを感じた。

 次に、橘さんは映画制作の流れを説明してくれた。映画制作はたくさんの人が関わり、時間をかけることでやっと完成するという過程はとても大変だが、その分大きな達成感を味わうことが出来るものだと思った。

 2回目の授業では、映画『花とアリス』のワンシーンを使って、実際に撮影を行った。撮影に携わった皆さんは、一生懸命演技をしたり、カメラを回したりしてすごいと思った。撮影のポイントで『イマジナリーライン』という、登場人物を結び、見ている側に違和感を与えないようにする技法があると知り、自分が撮るときに参考にしたいと思った。

 3回目では、2回目で撮影した映像を使い、橘さんが実際に編集を行ってくれた。リアルさを取り除く為に背景を変更したり、最後には音楽を選んだり、重要な作業だと感じた。

 橘さんの3回に渡った授業を通して、私達が普段目にすることが出来ない映画制作の様子を分かりやすく、楽しく学ぶことが出来た。橘さんは自分の仕事に誇りを持ち、仕事を楽しんでいると思えた。私もそんな職業に就けるように頑張りたい!そして、これからも橘さんには、映画制作を頑張ってほしい!!!!!!!!!!

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