いつのま英会話(27) 総合、38歩目。
カナダ人とシンガポール人編(3)です。
さて、次に職場にやってきたのは、シンガポール人のアンさん。赤ら顔でぱっと見て外国人のアンドリューさんと違い、さすが同じアジアの人。アンさんは、黙っていたら日本人と区別がつきません。
人懐っこい性格のアンさんは、私の小学生レベルの英会話でも、「ダメ出し」しなかったので(笑)、一緒にいろいろ遊びに行きましたね。
会社の同期の女の子を誘って、神戸に出かけましたし、スキーにもみんなで一緒に行きましたね。アンさんは、その時、生まれて初めて雪を見たそうです。
アンさんとミナミに飲みに行ったときの話です。
日本酒のうまい店「郷の家:さとのいえ」で、飲んだあと、
しきりに外人バーヘ行こうと誘うのです。
アンさんは、よく行くんだとのこと。あまり気が進まなかったのですが、ついていきました。
入ってみると、基本立ち飲みのフロアーに、欧米系の外国人の男性達と日本人女性が、たくさん飲んでいました。
暗い店内に目が慣れてくると
あ~、なるほど、欧米系の男性が、日本女性をナンパするための店だったんです。
店内で、私とアンさんは、あきらかに浮いてましたね。(笑)
どうみても、日本人の男が2人で飲んでいるように見えるんですから。
アンさんは、積極的に日本人女性に声をかけに行くのですが、この店にきている女性の目的は、欧米系の外国人なわけです。
見た目どうみても日本人と違わないアンさんは、まったく相手にされていませんでした。私自身は、日本人男子として、日本人女性が外国人にナンパされていくのを見て、楽しいわけありません。
まだまだ、アタックしたい気まんまんのアンさんを引きずって、
店をでた記憶があります。
アンさんは、なかなか女性と友達になれないと嘆いていました。ずいぶん、通っている風でしたね。
「JJは、あの店嫌いか?」 そう聞かれて
「I don't like Noisy Bar.」と答えました。
本当の理由を、英語で説明できる自信がなかったからです。
まじめに答えるだけでなく、説明が難しい時は、身をかわして答える。
これって、英会話では、実はとっても大切な技術なんですよ。
よーく、覚えておいてくださいねw。
アンさんのおかげで、少~しだけ、英会話経験を積むことができたJJなのでした。
今夜は、こんなところで! また、次回!